1学年「気付く・探る・考える」講演会

10月26日(火)三菱みらい育成財団からの支援を受け、本校と高大連携協定を締結している東京外国語大学・大学院総合国際学研究院より岩崎稔教授を招き、レイシズムを本気で考えてみる」という演題で、1学年対象に講演会を開催しました。岩崎教授からはアメリカ合衆国におけるBlack Lives Matter運動の高まりを受けて、注目される黒人差別がなぜ起こったのか、歴史的背景を踏まえながらお話をいただきました。「差別はいけない」ということはおそらく誰もが口にしますが、実際には差別の問題は現代にいたるまで根強く残っています。意識しないうちに差別的な思考に陥っていることはないか、今回の講演会は自身を省みる良い機会になったのではないでしょうか。質疑応答の時間には、多くの生徒が手を挙げて発言し、岩崎教授と活発なやり取りが交わされました。
また、普段聞くことのできない大学教授の話を聞けたことは、生徒にとって大学の授業がどんなものかを知るきっかけになったのではないかと思います。