防災訓練に思うこと

本日、防災訓練がありました。天候が心配されましたが、無事に訓練を行うことができました。普段何気なく歩いている廊下や階段の長さ・幅・傾斜・障害物の有無、授業を受けている教室や校舎の配置や壁や窓の位置、そして自分が活動している場所で普段はいつごろ何をしているかなど、いざ何か起こった時にはどのようなことに気を付け一人ひとりが行動したら学校全体が安全に命を守る活動ができるのか。防災訓練は、平常時には意識せずに生活している場を今一度点検し命を守るための正しい行動がとれるように見直す良い機会です。訓練だからこそ、その意味や意義を理解した主体的な参加が求められます。自助・共助・公助といいますが、最近地震・台風だけでなく局地的に起こる豪雨や強風など自然災害が大変多く発生しています。最初の3秒、30秒、3分・・時間の経過に合わせ周りの環境が急変するなか、自らの命を守る行動とともに、周りの人々と協力して更なる安全確保へ向けて何ができるのか日ごろから想像力を発揮して考え、できる限り多くの人々との協力関係を築いて十分な準備をしておくことが今まで以上に重要となっています。
人は決してひとりでは生きてない。多くの人々との協力のなかで生きている。防災訓練は家族・先生・友人・知人等自分に関わる多くの方々への感謝を忘れない日にもして欲しいと思います。