文字
背景
行間
防災とボランティアの日
24年前の今日、1995年1月17日午前5時46分に淡路島北端を震源とする兵庫県南部地震が発生しました。この阪神・淡路大震災では、学生を中心としたボランティア活動が活発化し、「日本のボランティア元年」と言われました。これをきっかけに、ボランティア活動への認識を深め、災害への備えの充実強化を図る目的で、「防災とボランティアの日」の制定が1995年12月の閣議で決定され、翌1996年から実施されました。また、さらに関連して今日は、「おむすびの日」でもあります。なぜ今日がおむすびの日として選ばれたのかというと、阪神大震災のその当時、混乱する現場でボランティアの方々が被災した方々に支援として、まずは食料だろうと、それもすぐに食べられて温かみが伝わるものは何が良いか考えられ、炊き出しでは、おむすびが提供されたそうです。現在のようにボランティア活動の受け入れ体制も何も無かった状況でボランティアの方々が、思いやりの心と現場で困っている方々に何が必要か想像力を働かせながら献身的に働かれたことにより未曾有の危機的な状況を乗り越えてきたのでしょう。それにより多くの被災者が励まされたことから、いつまでもこの善意を忘れないため、1月17日を記念日としたそうです。人はどんな状況でも誰かのために動いたときに持てる力を総合的に発揮してすばらしい結果を出すことができるんですね。
災害は、もちろん無いにこしたことはありませんが、過去のいろいろな教訓から学びそれらを生かせるように、常に備えをしておくことが重要です。そして、普段どおりの生活をできることに感謝を忘れないことが最も重要だと思います。
災害は、もちろん無いにこしたことはありませんが、過去のいろいろな教訓から学びそれらを生かせるように、常に備えをしておくことが重要です。そして、普段どおりの生活をできることに感謝を忘れないことが最も重要だと思います。