文字
背景
行間
佐倉アクティブ「多面体の数学的性質とゾムツールを用いた多面体作成実習」R6第2回
佐倉アクティブ「多面体の数学的性質とゾムツールを用いた多面体作成実習」第2回が開講されました。
第1回に続き、東邦大学理学部情報科学科教授の並木誠先生に講師をしていただきました。
1、2年生対象で11月3日(日)に東邦大学で開講され、普通科2年生1名、理数科1年生10名の計11名が参加しました。
ゾムツールとは、棒状のパーツと球状のパーツを組み合わせて立体物を構築する玩具のことです。
講座前半はまずゾムツールを使って4次元立方体(超立方体)の作成実習を行いました。
0次元からだんだん次元を上げていき、紙に書いた3次元立方体のように、3次元に投影した4次元の立方体を2通り完成させることができました。
次に、ひし形多面体の作成実習を行いました。
ひし形六面体とひし形十二面体は各自で完成させ、その後2人1組で協力して、ひし形二十面体とひし形三十面体を完成させました。
講座後半は半正多面体の作成実習を行いました。
半正多面体とは、面が2種類以上の正多角形からなり、どの頂点も同じ形をしている多面体のことです。
正三角形と正五角形の組み合わせで辺が60本の半正多面体や、正方形と正六角形と正十角形の組み合わせで辺が180本の半正多面体など、複数人で協力して複雑な半正多面体を作成することができました。
ゾムツールでは作成不可能な半正多面体も存在し、それらはGEOMAGという玩具を使って作成しました。
最後に、今後学校や家でチャレンジするための問題を与えられ、講座が終了しました。
終了後は校舎内の施設見学をさせてもらい、キャンパス内も散策してから解散となりました。
佐倉アクティブ一覧は以下のリンクからご覧ください。
https://cms2.chiba-c.ed.jp/sakura-h/17872fd488f90b7aed8eec4572b51f71/%E4%BD%90%E5%80%89%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%96