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変化アサガオの不思議

平成29年7月26日(水)本校理科館において,国立歴史民俗博物館 くらしの植物苑の特別企画「伝統の朝顔」の観察会で講師をされている 仁田坂英二博士(九州大学理学研究院)を講師に迎え,アサガオと遺伝子の関係について講義していただきました。1年生11名,2年生2名が受講しました。初めてその姿を目にした生徒はその異形ぶりに驚嘆し,かつて育てた変化アサガオ(おそらく出物)から種子が採取できなかった経験をもつ生徒はその理由に納得したようです。メンデル遺伝の話に始まり、特に奇異な変異を誘発しているトランスポゾン(動く遺伝子)の転移機構についてお話をしていいただき,生物学の奥深さを感じることできました。
 仁田坂先生の爬虫類の単為生殖に関する研究のお話やアサガオの研究は自分がやるしかないと思った子供時代からのアサガオに対する熱意等を伺い,受講者は刺激を受けたようです。