カテゴリ:国際交流活動

オーストラリア派遣

aus1aus2昨日、成田空港にオーストラリアでのSGH海外研修に参加する生徒諸君のお見送りに行ってきました。この研修では20名の生徒を坂本先生と内山先生が引率をしてくださります。
お見送りにいらしゃったご家族や野村教頭先生が見守るなか、チェックイン前のセレモニーでは、NAA(成田国際空港株式会社)でご勤務されている本校OBの方々からも激励のお言葉をいただきました。
生徒はNambour Christian College での研修を中心にホームスティをしながら現地の方々との交流を深めます。そのなかで、いろいろな見方、考え方や価値観に触れることでオーストラリアでSGHの課題研究も深めてまいります。研修が生徒一人一人にとって有意義なものとなり、ひと回り大きく成長して元気に帰ってくることを期待します。

冷暖自知

今日、SGHの海外研修のうち、ドイツとイギリスで研修を行ってきた生徒たちによる報告会が、第1体育館で6限にありました。どちらの研修でも、参加した生徒各自の研究テーマについて現地の大学生や中等教育学校の生徒等にプレゼンテーションしてアドバイスをいただいたり、意見交換したりする貴重な体験について報告してくれました。人は、自分の持っている多くの知識を自らの体験や誰かの体験に結びつけながら知識同士を結びつけて汎用的に使える知恵にかえて行く「学び」を行っています。そうした意味からも報告会のような場面では「もし、自分がその場にいたら、どう考え、どう行動し、どう表現し、どう感じただろう」と自分の思いをもって、主体的に参加することがとても重要です。昨日、今日と本校のSGHの取り組みについて視察に来られていた山形県立米沢興譲館高校の先生にも報告会を見学していただきました。人の意見は、その人の体験によるもの。また、同じ体験をしてもそこから得るものは人それぞれ違うものです。自分の感覚や価値観と必ずしも重なるとは限りません。もし、自分が人の意見に振り回されると思ったなら、一度自分で体験してみましょう。報告会でも言われていましたが、文化の違いからくる感じ方や見方の違いに実際に触れて感じてみることはとても大切だと思います。

 




有朋自遠方来 不亦楽乎


本日は、佐倉高校が平成9年度から親交を深めている、オランダのドラードカレッジから4名の生徒さんと引率のChris先生(写真右下)に御来校いただきました。訪問してくださった生徒さんは、オランダに本校生徒が訪問した時にホストファミリーとして受け入れてくださった生徒さんたちが中心です。英語の授業にも参加していただき、本校の生徒たちも久しぶりに会う友人との再会を本当に喜んでおりました。そして、お互いに、今日のような交流を深める機会を多く持てたらすばらしいことであると心から共感できたところです。私としては、「本校の生徒は、国外にも、このようなすばらしい友人を作る機会を持てることはなんてすばらしいことなんだろう」と感じました。また、何と言っても一番学ばなければと感じたのは、ホスピタリティの精神とそれに裏打ちされたコミュニケーション能力の高さです。ますます、外国の友人を増やし多くのことを学ぶ機会を持ちたいと強く感じたところです。