2018年5月の記事一覧

日々是感謝

clean保護者の皆さま、5月12日の授業参観、PTA総会、進路講演会にご参加いただきありがとうございました。特に、この総会までで、任期を終えられた松田PTA前会長をはじめとする前PTA役員の皆さま、本当に今までありがとうございました。これからも、ご支援ご協力のほど、よろしくお願いいたします。今回もそうですが、この1か月余り、本校が多くの方々に愛され支えられているんだなぁと心から感じられる機会をたくさんいただいています。今日も、早朝から剣道部の生徒さんたちが通路を箒で掃除してくれていました。そのおかげで、きれいになっている通路を多くの生徒が通学できる訳です。もし、普段見慣れている場所が、いつもきれいになっているとしたら、そこには誰かの手が入っているのかもしれません。当たり前にきれいな状態を保つには、普段から汚さないようにすることと、汚れに気がついたらきれいにすることの両方が大切なんでしょう。そのためには、まずはきれいになっていることに気がついて感謝できる心を持てるといいですね。

柳緑花紅

今日は絵に描いたような五月晴れに恵まれ、公開授業、PTA総会、進路講演会と重要な行事が無事開催できそうです。また、ソフトテニス、囲碁、将棋、柔道、バスケットボール、卓球、剣道、バレーボールのそれぞれの部活動は、関東大会等の県予選で試合に臨んでいます。日ごろから鍛えた力を存分に発揮して目指す目標を達成できることを期待します。話は変わりますが、普段の土曜日の朝は、東郷池の鯉たちは朝御飯は無しですが、今日はしっかりと食べることができて幸せそうでした。(写真左)昨日も学校の敷地内にある草花について話をさせていただきましたが、そこにあるのが当たり前のような感覚になっていると、特に身近にあるものに対して、美しさやありがたみに気付くのが難しいものです。ありふれたものに秘められたかけがえのなさに気付くことができれば毎日の生活は今以上に心豊かに穏やかに過ごせるのではないでしょうか。さて、昨日に引き続きお花が咲いている場所を見つけていただきたく写真を載せました。これは昨日の草花よりは難易度が高くなると思いますが、頑張って見つけてみてください。
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百花為誰開

このところ急に3月の寒さに戻ったり、一日のなかでも気温の変化が激しい日が続いていますが、校内を見て歩くと「躑躅」のような大きな花はありませんが、野の草たちも含め多くの草花が小さな花を咲かせています。校内で、結構目立つのはブタナ(一見とっても成長の良いタンポポに見える)が長い茎の先に黄色の花を咲かせています。花は、誰のためでもなく、ただ無心に咲いています。そこにはいのちの静かな輝きが見てとれます。その様子は、とても尊く清らかで見る人の心を打ちます。
 明日は、公開授業の日ですが、学校にお越しの際は、学校内を散策していただき、花々もぜひご覧ください。なお、今日掲載した花々は、学校で植えたものですが、学校のどこで咲いているか探してみてください。

報恩謝徳

毎日新聞の千葉版に、県内の高等学校の校長が自校をPRするという「校長先生の学校自慢」というシリーズコーナーがあり、本日(5月9日)、本校の記事が掲載されました。記事は、「人が自慢」という出だしで始まります。この4文字には、佐倉高校がすばらしい学校であるのは、今現在、関りをもって頑張っていただいている方々はもちろん、藩校「学問所」からの長い歴史のなかで伝統を培い発展させるとともに、それを支えてくださったすべての方々がいらっしゃることが、本校の財産であり、誇りであり、そのことが、本校が一番に自慢できることであるという感謝の思いを込めた言葉です。言葉足らずで、うまく本校の魅力を伝えられたかわかりませんが、毎日新聞をご購読されている方々は紙面で、そうでない方々は、インターネットで「校長先生の学校自慢」と検索をかけていただけると読むことができますのでご一読いただけると幸いです。

こちらをクリックしてください。→「校長先生の学校自慢」ホームページへ

冷暖自知

今日、SGHの海外研修のうち、ドイツとイギリスで研修を行ってきた生徒たちによる報告会が、第1体育館で6限にありました。どちらの研修でも、参加した生徒各自の研究テーマについて現地の大学生や中等教育学校の生徒等にプレゼンテーションしてアドバイスをいただいたり、意見交換したりする貴重な体験について報告してくれました。人は、自分の持っている多くの知識を自らの体験や誰かの体験に結びつけながら知識同士を結びつけて汎用的に使える知恵にかえて行く「学び」を行っています。そうした意味からも報告会のような場面では「もし、自分がその場にいたら、どう考え、どう行動し、どう表現し、どう感じただろう」と自分の思いをもって、主体的に参加することがとても重要です。昨日、今日と本校のSGHの取り組みについて視察に来られていた山形県立米沢興譲館高校の先生にも報告会を見学していただきました。人の意見は、その人の体験によるもの。また、同じ体験をしてもそこから得るものは人それぞれ違うものです。自分の感覚や価値観と必ずしも重なるとは限りません。もし、自分が人の意見に振り回されると思ったなら、一度自分で体験してみましょう。報告会でも言われていましたが、文化の違いからくる感じ方や見方の違いに実際に触れて感じてみることはとても大切だと思います。