2018年5月の記事一覧

人間好事節

presen1jugyou1本日は、千葉県教育委員会から澤川和宏教育長と大木実教育次長に本校を訪問していただきました。本校の沿革や現状に加えて本校の良さや課題についても説明させていただき、その後、実際に授業や地域交流施設の展示室を含めた校内施設を見ていただきました。授業参観では、先生と生徒たちの息のあった授業展開に時間が経つのも忘れてつい引き込まれてしまいました。
また、本校には、日本の美しい四季の移ろいを感じられる庭園があり、学校の中も生徒たちの様子からその時々に応じた趣が感じられます。自分の心が雑多なことに惑わされていると、1年中すばらしい時期であることをついつい忘れてしまいがちですが、いつだってすばらしい時なのですからそれを楽しめるような気持ちで毎日を過ごしたいものです。

一行三昧

本日5月6日は、5月4日に中止になった第23回関東高等学校カヌー大会千葉県予選会を「佐倉ふるさと広場」近くの鹿島川で開催しました。今日の競技開始時の天候は、前2日間とは違って風が治まっていて、絶好のコンディションのなかで始めることができました。途中から少し風が出てきましたが、本日は、予定したすべての競技を無事に終えることができました。選手は、競技に集中できてとても良い大会であったと思います。そうした選手の姿を見ていると、何を行うにしても、そのことだけに集中して、打ち込んでいれば無駄な動作や雑念が生まれる余地も無くなりとても良い結果がでるものだと思いました。また、今日まで準備と運営をしてくださったカヌー専門部の先生方や関係者の皆様に感謝、感謝です。また、今日お越しいただいた、ご家族の皆様やカヌー部のOB、OGの皆様、応援ありがとうございました。本日、関東大会選考を通過した生徒には、精進湖で行われる関東大会での活躍を期待するとともに、通過できなかった生徒にも5月末のインターハイ予選、国体予選での頑張りを期待したいと思います。
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疾風知勁草

kurobegawa01本日は、平成30年度関東高等学校カヌー大会第23回関東高等学校カヌー大会千葉県予選が香取市黒部川カヌー場で開催される予定でした。早朝には、昨日(5月3日)の雨と強風は治まり、雲一つない晴天に恵まれていました。ところが、8時30分頃から風が強くなり、開会式を行っている最中にかなり激しくなってまいりました。すぐに、参加生徒たちには、大会役員の先生から待機がかかり、競技が安全にできるか検討するために、水面の状態や今後の天候について確認がされました。写真にもあるように空は晴天ですが、強風のため水面は大きく波打っている状況でした。予報では、風は、今後も明日にかけて吹き続けるとのことで、生徒の安全を第一に考え、本日の大会は中止となりました。皆さんの話では、これほど大会の時に強風になったのは今まで無かったそうですが、このような状況にあっても、てきぱきとやるべきことを的確にこなしている先生方や関係者の皆さんをあらためて素晴らしく、頼もしく感じました。
本日の大会自体は、中止となってしまいましたが、本日まで長い時間をかけて準備されてきた先生方や大会運営に関わった多くの関係機関の皆様には本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願い申し上げます。

別無工夫

entranceflw本日は、ゴールデンウィーク中ということで、朝の通勤列車が、心なしか空いていたように思えました。この期間中も多くの部活動が各種大会や対外活動に参加しています。スポーツや芸術などでは、練習ではできていたのに、本番では、思ったように実力が発揮できなかった。こんな経験は誰しも持っているのではないでしょうか。その原因のひとつとして、本番では「うまくやろう」「失敗してはいけない」と必要以上に力みすぎてしまうことがあげられるます。不必要な力みが加わることで、いつも通りの力が発揮できなくなってしまうのです。これはどんなに素晴らしいトップレベルの選手にもあることです。ですから、プロの選手などは本番前に普段通りの力を発揮できるように平常心を保つための独自の方法を持っています。(例えば、プロ野球選手がバッターボックスで行う決まった所作など)生徒の皆さんも練習で今までできていたなら、うまくやろうと本番で必要以上に工夫することはありません。普段から一所懸命に取り組んできた今の自分を信じていれば、どんな状況でも自然体でうまくいくはずです。皆さんの健闘を祈ります。

有朋自遠方来 不亦楽乎


本日は、佐倉高校が平成9年度から親交を深めている、オランダのドラードカレッジから4名の生徒さんと引率のChris先生(写真右下)に御来校いただきました。訪問してくださった生徒さんは、オランダに本校生徒が訪問した時にホストファミリーとして受け入れてくださった生徒さんたちが中心です。英語の授業にも参加していただき、本校の生徒たちも久しぶりに会う友人との再会を本当に喜んでおりました。そして、お互いに、今日のような交流を深める機会を多く持てたらすばらしいことであると心から共感できたところです。私としては、「本校の生徒は、国外にも、このようなすばらしい友人を作る機会を持てることはなんてすばらしいことなんだろう」と感じました。また、何と言っても一番学ばなければと感じたのは、ホスピタリティの精神とそれに裏打ちされたコミュニケーション能力の高さです。ますます、外国の友人を増やし多くのことを学ぶ機会を持ちたいと強く感じたところです。