校長花ごよみ

報恩謝徳

毎日新聞の千葉版に、県内の高等学校の校長が自校をPRするという「校長先生の学校自慢」というシリーズコーナーがあり、本日(5月9日)、本校の記事が掲載されました。記事は、「人が自慢」という出だしで始まります。この4文字には、佐倉高校がすばらしい学校であるのは、今現在、関りをもって頑張っていただいている方々はもちろん、藩校「学問所」からの長い歴史のなかで伝統を培い発展させるとともに、それを支えてくださったすべての方々がいらっしゃることが、本校の財産であり、誇りであり、そのことが、本校が一番に自慢できることであるという感謝の思いを込めた言葉です。言葉足らずで、うまく本校の魅力を伝えられたかわかりませんが、毎日新聞をご購読されている方々は紙面で、そうでない方々は、インターネットで「校長先生の学校自慢」と検索をかけていただけると読むことができますのでご一読いただけると幸いです。

こちらをクリックしてください。→「校長先生の学校自慢」ホームページへ

冷暖自知

今日、SGHの海外研修のうち、ドイツとイギリスで研修を行ってきた生徒たちによる報告会が、第1体育館で6限にありました。どちらの研修でも、参加した生徒各自の研究テーマについて現地の大学生や中等教育学校の生徒等にプレゼンテーションしてアドバイスをいただいたり、意見交換したりする貴重な体験について報告してくれました。人は、自分の持っている多くの知識を自らの体験や誰かの体験に結びつけながら知識同士を結びつけて汎用的に使える知恵にかえて行く「学び」を行っています。そうした意味からも報告会のような場面では「もし、自分がその場にいたら、どう考え、どう行動し、どう表現し、どう感じただろう」と自分の思いをもって、主体的に参加することがとても重要です。昨日、今日と本校のSGHの取り組みについて視察に来られていた山形県立米沢興譲館高校の先生にも報告会を見学していただきました。人の意見は、その人の体験によるもの。また、同じ体験をしてもそこから得るものは人それぞれ違うものです。自分の感覚や価値観と必ずしも重なるとは限りません。もし、自分が人の意見に振り回されると思ったなら、一度自分で体験してみましょう。報告会でも言われていましたが、文化の違いからくる感じ方や見方の違いに実際に触れて感じてみることはとても大切だと思います。

 




人間好事節

presen1jugyou1本日は、千葉県教育委員会から澤川和宏教育長と大木実教育次長に本校を訪問していただきました。本校の沿革や現状に加えて本校の良さや課題についても説明させていただき、その後、実際に授業や地域交流施設の展示室を含めた校内施設を見ていただきました。授業参観では、先生と生徒たちの息のあった授業展開に時間が経つのも忘れてつい引き込まれてしまいました。
また、本校には、日本の美しい四季の移ろいを感じられる庭園があり、学校の中も生徒たちの様子からその時々に応じた趣が感じられます。自分の心が雑多なことに惑わされていると、1年中すばらしい時期であることをついつい忘れてしまいがちですが、いつだってすばらしい時なのですからそれを楽しめるような気持ちで毎日を過ごしたいものです。

一行三昧

本日5月6日は、5月4日に中止になった第23回関東高等学校カヌー大会千葉県予選会を「佐倉ふるさと広場」近くの鹿島川で開催しました。今日の競技開始時の天候は、前2日間とは違って風が治まっていて、絶好のコンディションのなかで始めることができました。途中から少し風が出てきましたが、本日は、予定したすべての競技を無事に終えることができました。選手は、競技に集中できてとても良い大会であったと思います。そうした選手の姿を見ていると、何を行うにしても、そのことだけに集中して、打ち込んでいれば無駄な動作や雑念が生まれる余地も無くなりとても良い結果がでるものだと思いました。また、今日まで準備と運営をしてくださったカヌー専門部の先生方や関係者の皆様に感謝、感謝です。また、今日お越しいただいた、ご家族の皆様やカヌー部のOB、OGの皆様、応援ありがとうございました。本日、関東大会選考を通過した生徒には、精進湖で行われる関東大会での活躍を期待するとともに、通過できなかった生徒にも5月末のインターハイ予選、国体予選での頑張りを期待したいと思います。
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疾風知勁草

kurobegawa01本日は、平成30年度関東高等学校カヌー大会第23回関東高等学校カヌー大会千葉県予選が香取市黒部川カヌー場で開催される予定でした。早朝には、昨日(5月3日)の雨と強風は治まり、雲一つない晴天に恵まれていました。ところが、8時30分頃から風が強くなり、開会式を行っている最中にかなり激しくなってまいりました。すぐに、参加生徒たちには、大会役員の先生から待機がかかり、競技が安全にできるか検討するために、水面の状態や今後の天候について確認がされました。写真にもあるように空は晴天ですが、強風のため水面は大きく波打っている状況でした。予報では、風は、今後も明日にかけて吹き続けるとのことで、生徒の安全を第一に考え、本日の大会は中止となりました。皆さんの話では、これほど大会の時に強風になったのは今まで無かったそうですが、このような状況にあっても、てきぱきとやるべきことを的確にこなしている先生方や関係者の皆さんをあらためて素晴らしく、頼もしく感じました。
本日の大会自体は、中止となってしまいましたが、本日まで長い時間をかけて準備されてきた先生方や大会運営に関わった多くの関係機関の皆様には本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願い申し上げます。