校長花ごよみ

別無工夫

entranceflw本日は、ゴールデンウィーク中ということで、朝の通勤列車が、心なしか空いていたように思えました。この期間中も多くの部活動が各種大会や対外活動に参加しています。スポーツや芸術などでは、練習ではできていたのに、本番では、思ったように実力が発揮できなかった。こんな経験は誰しも持っているのではないでしょうか。その原因のひとつとして、本番では「うまくやろう」「失敗してはいけない」と必要以上に力みすぎてしまうことがあげられるます。不必要な力みが加わることで、いつも通りの力が発揮できなくなってしまうのです。これはどんなに素晴らしいトップレベルの選手にもあることです。ですから、プロの選手などは本番前に普段通りの力を発揮できるように平常心を保つための独自の方法を持っています。(例えば、プロ野球選手がバッターボックスで行う決まった所作など)生徒の皆さんも練習で今までできていたなら、うまくやろうと本番で必要以上に工夫することはありません。普段から一所懸命に取り組んできた今の自分を信じていれば、どんな状況でも自然体でうまくいくはずです。皆さんの健闘を祈ります。

有朋自遠方来 不亦楽乎


本日は、佐倉高校が平成9年度から親交を深めている、オランダのドラードカレッジから4名の生徒さんと引率のChris先生(写真右下)に御来校いただきました。訪問してくださった生徒さんは、オランダに本校生徒が訪問した時にホストファミリーとして受け入れてくださった生徒さんたちが中心です。英語の授業にも参加していただき、本校の生徒たちも久しぶりに会う友人との再会を本当に喜んでおりました。そして、お互いに、今日のような交流を深める機会を多く持てたらすばらしいことであると心から共感できたところです。私としては、「本校の生徒は、国外にも、このようなすばらしい友人を作る機会を持てることはなんてすばらしいことなんだろう」と感じました。また、何と言っても一番学ばなければと感じたのは、ホスピタリティの精神とそれに裏打ちされたコミュニケーション能力の高さです。ますます、外国の友人を増やし多くのことを学ぶ機会を持ちたいと強く感じたところです。

光陰如箭

tsutsujiniwatsutsujimaintsutsujizen五月に入り正に皐月晴れの良い天気に恵まれました。学校の「つつじ」は、徐々に少しずつ咲くのではなく、いっきに見事に咲いています。私は、着任して一ケ月がたちました。この一ケ月、ばたばたしていた私とは対照的に、生徒さんたちや先生方、事務職員の皆さんが、目的に向かって着実に進んでいる姿を目の当たりにすることができ、本当に頼もしく誇らしく思っているところです。こうした姿を見ていると本当に、一時一時を大切に精一杯努力することの大切さをあらためて感じる次第です。さて、話はかわりますが、4月30日(月)は、吹奏楽部の定期演奏会を成田国際文化会館で開催することができました。保護者、ご家族、ご友人をはじめ、地域の方々や小・中学生など多くの皆様に足をお運びいただき、あらためて皆様に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。今後とも、ご支援ご協力よろしくお願いいたします。