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校長花ごよみ
平成30年度関東高等学校カヌー選手権選抜大会(その3)















お陰様で午前中、雨だけでなく風も無くて、とても良いコンディションのもとで競技を行うことができました。
決勝に進出した佐倉高校のすべての選手が入賞するとともに、高校別の総合成績でも男女とも総合2位となり、閉会式で表彰されました。これも菅澤先生、西山先生、宮代先生、加藤先生や引退した3年生と今まで頑張ってきた成果が結果として表れたのだと思います。本当におめでとうございます。各都県の素晴らしい選手たちとの競技を終えて解決すべき課題や目標ができて、またひと回り大きくなったのではないかと思います。菅澤先生、西山先生、選手の皆さん本当にお疲れ様でした。また、応援に来ていただいた保護者や家族の皆さんありがとうございました。
平成30年度関東高等学校カヌー選手権選抜大会(その2)






明日も、引き続き今まで頑張ってきた自分と仲間を信じて力を発揮してもらいたいと思います。
平成30年度関東高等学校カヌー選手権選抜大会(その1)






明日からの競技会が無事に行われ、参加する選手の皆さんが日ごろの練習の成果を存分に発揮できるよう祈念するとともに、選手の皆さんには競技を楽しんでもらいたいと思います。
皆で出来ることを探して行おう。


防災訓練に思うこと


人は決してひとりでは生きてない。多くの人々との協力のなかで生きている。防災訓練は家族・先生・友人・知人等自分に関わる多くの方々への感謝を忘れない日にもして欲しいと思います。
閑話 その9 フィボナッチ数列と黄金比
フィボナッチ数列{1,1,2,3,5,8,13,21,34・・・}と黄金比 Φ には、いろいろな関係がありそうです。
フィボナッチ数列 { Fn } の定義式は F1=1、F2=2、 Fn= Fn-1 + Fn-2 (n≧3)(以下、この関係式を漸化式とよぶ。)でした。定義式からフィボナッチ数列の各項はすべて整数であることは明らかですね。このとき、n番目の数をいちいち足していかなくても求められると便利ですよね。つまり第n項を直接求められる式がほしいわけです。数学では、数列の隣接3項間漸化式から一般項を求める問題を解いた人にはお馴染みですが、ちょっと考えてみましょう。
フィボナッチ数列の漸化式 Fn= Fn-1 + Fn-2 ・・・①に準じて rn = rn-1 + rn-2 ・・・②を満たす(ゼロでない)r の累乗 rn の数列が存在するか調べてみましょう。②の両辺を rn-2 で割ると、 r2 = r + 1 つまり r2 - r - 1 = 0
$$r=\frac{1+\sqrt{5 } }{2},\frac{1-\sqrt{5 } }{2}$$ ここで、閑話その6の表記を使って $$\phi=\frac{1+\sqrt{5 } }{2},\phi'=\frac{1-\sqrt{5 } }{2}$$
とすると r = Φ または r = Φ’ のとき、累乗 rn はフィボナッチ数列の漸化式①を満たすということです。このことから、
問1 A と B を定数とするとき、任意の数列 Kn = A Φn+B Φ’n ・・・③も①の漸化式を満たしていることを確かめてください。
問2 ここで K1 と K2 を 1として、A と B を求めてください。
以上のことと、$$\sqr{5}=\phi-\phi'$$ を使うと、フィボナッチ数列の一般項 Fn は、
$$F_n=\frac{\phi^n-\phi'^n}{\phi-\phi'}=\frac{1}{\sqr{5 } }\left[\left(\frac{1+\sqr{5 } }{2}\right)^n-\left(\frac{1-\sqr{5 } }{2}\right)^n\right]$$ ・・・④
となります。この④の式からはフィボナッチ数列の各項が、整数になるようには見えませんね。
問3 ④の式で最初の何項か実際に(工夫して)計算してみましょう。(その6の復習)
フィボナッチ数列 { Fn } の定義式は F1=1、F2=2、 Fn= Fn-1 + Fn-2 (n≧3)(以下、この関係式を漸化式とよぶ。)でした。定義式からフィボナッチ数列の各項はすべて整数であることは明らかですね。このとき、n番目の数をいちいち足していかなくても求められると便利ですよね。つまり第n項を直接求められる式がほしいわけです。数学では、数列の隣接3項間漸化式から一般項を求める問題を解いた人にはお馴染みですが、ちょっと考えてみましょう。
フィボナッチ数列の漸化式 Fn= Fn-1 + Fn-2 ・・・①に準じて rn = rn-1 + rn-2 ・・・②を満たす(ゼロでない)r の累乗 rn の数列が存在するか調べてみましょう。②の両辺を rn-2 で割ると、 r2 = r + 1 つまり r2 - r - 1 = 0
$$r=\frac{1+\sqrt{5 } }{2},\frac{1-\sqrt{5 } }{2}$$ ここで、閑話その6の表記を使って $$\phi=\frac{1+\sqrt{5 } }{2},\phi'=\frac{1-\sqrt{5 } }{2}$$
とすると r = Φ または r = Φ’ のとき、累乗 rn はフィボナッチ数列の漸化式①を満たすということです。このことから、
問1 A と B を定数とするとき、任意の数列 Kn = A Φn+B Φ’n ・・・③も①の漸化式を満たしていることを確かめてください。
問2 ここで K1 と K2 を 1として、A と B を求めてください。
以上のことと、$$\sqr{5}=\phi-\phi'$$ を使うと、フィボナッチ数列の一般項 Fn は、
$$F_n=\frac{\phi^n-\phi'^n}{\phi-\phi'}=\frac{1}{\sqr{5 } }\left[\left(\frac{1+\sqr{5 } }{2}\right)^n-\left(\frac{1-\sqr{5 } }{2}\right)^n\right]$$ ・・・④
となります。この④の式からはフィボナッチ数列の各項が、整数になるようには見えませんね。
問3 ④の式で最初の何項か実際に(工夫して)計算してみましょう。(その6の復習)
県立移管120周年記念に向けて
7月28日(土)に台風が接近するなか、午前中に鹿山会役員会が、午後に120周年記念事業実行委員会の会議が行われました。どちらも、大きな議題は120周年記念事業に関しての情報共有と取り組み状況の確認(特に来年11月9日に行われる記念式典や記念誌発行について現在までの準備状況など)を中心に課題の洗い出しとそれらへの対応方法等について話し合われました。120周年記念事業は、学校にとって大きな節目となるとても大切な事業です。これから準備について本格的に動きだすこととなりますので、PTA・鹿山会の皆様には、ご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
オーストラリア派遣


お見送りにいらしゃったご家族や野村教頭先生が見守るなか、チェックイン前のセレモニーでは、NAA(成田国際空港株式会社)でご勤務されている本校OBの方々からも激励のお言葉をいただきました。
生徒はNambour Christian College での研修を中心にホームスティをしながら現地の方々との交流を深めます。そのなかで、いろいろな見方、考え方や価値観に触れることでオーストラリアでSGHの課題研究も深めてまいります。研修が生徒一人一人にとって有意義なものとなり、ひと回り大きく成長して元気に帰ってくることを期待します。
生徒会役員任命式・壮行会


閑話 黄金比とフィボナッチ数列 その8
前回お話しした数列は、初項と第2項が与えれれていて第3項以降の各項は前の2項の和になっている数列でした。
ここで、初項と第2項を1とした数列{1,1,2,3,5,8,13,21,34,55,89,144,233・・・}はフィボナッチ数列として有名です。
・黄金比とフィボナッチ数列との関係を見てみよう。
黄金比 Φ の連分数による表現
$$\phi=1+\frac{1}{1+\frac{1}{1+\frac{1}{1+\frac{1}{1+\cdots}$$
を使って Φ の逐次近似値(連分数を途中で切りながら)を計算してみましょう。
1=1
$$1+\frac{1}{1}=\frac{2}{1}$$
$$1+\frac{1}{1+1}=1+\frac{1}{2}=\frac{3}{2}$$
$$1+\frac{1}{1+\frac{1}{1+1 } }=1+\frac{1}{\frac{3}{2 } }=\frac{5}{3}$$
$$1+\frac{1}{1+\frac{1}{1+\frac{1}{1+1 } } }=1+\frac{1}{\frac{5}{3 } }=\frac{8}{5}$$
$$1+\frac{1}{1+\frac{1}{1+\frac{1}{1+\frac{1}{1+1 } } } }=1+\frac{1}{\frac{8}{5 } }=\frac{13}{8}$$
問 上記の黄金比に至る逐次近似値とフィボナッチ数列の連続する各項の比との関連性について考察してください。
ここで、初項と第2項を1とした数列{1,1,2,3,5,8,13,21,34,55,89,144,233・・・}はフィボナッチ数列として有名です。
・黄金比とフィボナッチ数列との関係を見てみよう。
黄金比 Φ の連分数による表現
$$\phi=1+\frac{1}{1+\frac{1}{1+\frac{1}{1+\frac{1}{1+\cdots}$$
を使って Φ の逐次近似値(連分数を途中で切りながら)を計算してみましょう。
1=1
$$1+\frac{1}{1}=\frac{2}{1}$$
$$1+\frac{1}{1+1}=1+\frac{1}{2}=\frac{3}{2}$$
$$1+\frac{1}{1+\frac{1}{1+1 } }=1+\frac{1}{\frac{3}{2 } }=\frac{5}{3}$$
$$1+\frac{1}{1+\frac{1}{1+\frac{1}{1+1 } } }=1+\frac{1}{\frac{5}{3 } }=\frac{8}{5}$$
$$1+\frac{1}{1+\frac{1}{1+\frac{1}{1+\frac{1}{1+1 } } } }=1+\frac{1}{\frac{8}{5 } }=\frac{13}{8}$$
問 上記の黄金比に至る逐次近似値とフィボナッチ数列の連続する各項の比との関連性について考察してください。