校長花ごよみ

苺二衣


daifuku「これは、どこの有名菓子店の銘菓でしょうか」とお聞きしたくなるような和菓子ですが、実はこれは2年のEFG組の家庭基礎研究の授業で生徒さんたちが作った苺大福です。とっても!おいしそうでしょう。!!わざわざ、私のところに、生徒さんが昼休みに届けてくれました。あまりの出来栄えにびっくりしてしまい「売り物みたい」というところを、つい「本物みたい」と言ってしまい、生徒に「本物です」と返され大変失礼してしまいました。当初普通の大福だと思っていたので、中から苺が出てきて二度びっくり。口に入れて、そのあまりのおいしさにまたまたびっくり。ちょっぴり甘ずっぱい苺のフレッシュな果汁とそれを受け止めつつ上品な甘さを楽しませてくれる餡。それらをもっちりとした皮がやさしく包み込み食感とあいまって絶妙なハーモニーを醸しだしてくれていました。おいしいものに出会う感動は格別ですね。世間では、「インスタ映え」ということで自分が出会ったおいしいものとかをネットに投稿するのが流行っていますが、ちょっとだけ気持ちがわかってきました。

三寒四温

kousya本日、今年度最後の内科検診の日となりました。多くの学校医の先生方にご協力をいただいて無事内科検診も終了することができました。ありがとうございました。今日の検診を行っていただいた先生には、5月9日にも検診をしていただきました。その日は、最高気温が13.7℃ということで、前日(14.1℃)に引き続きとても寒い1日でした。そういえば、東京都心も同じような状況で、「5月としては、2日連続で15℃未満になったのは25年ぶり」という報道があったのを記憶されている方も多いのではないでしょうか。ですから、その日の内科検診では、少しでも寒さを和らげるため暖房をいれました。それからたった一週間後の今日はといえば、うって変わって夏日となり、最高気温28.1℃ということでした。(もっと暑かったのではないかと個人的には感じました。)さらに今日の最低気温は13.1℃で一日の中での温度変化も15℃と激しいものとなりました。これだけ寒暖の差が激しいと身体は自然に体温調整のためにエネルギーを使います。知らないうちにこれだけでも、疲れがたまる要因になります。生徒の皆さんは、昨日、今年初めての定期考査の日程が示され考査に向かって準備に余念がないと思いますが、本番で力が発揮できるように体調管理にはくれぐれも気をつけましょう。

日々是感謝

clean保護者の皆さま、5月12日の授業参観、PTA総会、進路講演会にご参加いただきありがとうございました。特に、この総会までで、任期を終えられた松田PTA前会長をはじめとする前PTA役員の皆さま、本当に今までありがとうございました。これからも、ご支援ご協力のほど、よろしくお願いいたします。今回もそうですが、この1か月余り、本校が多くの方々に愛され支えられているんだなぁと心から感じられる機会をたくさんいただいています。今日も、早朝から剣道部の生徒さんたちが通路を箒で掃除してくれていました。そのおかげで、きれいになっている通路を多くの生徒が通学できる訳です。もし、普段見慣れている場所が、いつもきれいになっているとしたら、そこには誰かの手が入っているのかもしれません。当たり前にきれいな状態を保つには、普段から汚さないようにすることと、汚れに気がついたらきれいにすることの両方が大切なんでしょう。そのためには、まずはきれいになっていることに気がついて感謝できる心を持てるといいですね。

柳緑花紅

今日は絵に描いたような五月晴れに恵まれ、公開授業、PTA総会、進路講演会と重要な行事が無事開催できそうです。また、ソフトテニス、囲碁、将棋、柔道、バスケットボール、卓球、剣道、バレーボールのそれぞれの部活動は、関東大会等の県予選で試合に臨んでいます。日ごろから鍛えた力を存分に発揮して目指す目標を達成できることを期待します。話は変わりますが、普段の土曜日の朝は、東郷池の鯉たちは朝御飯は無しですが、今日はしっかりと食べることができて幸せそうでした。(写真左)昨日も学校の敷地内にある草花について話をさせていただきましたが、そこにあるのが当たり前のような感覚になっていると、特に身近にあるものに対して、美しさやありがたみに気付くのが難しいものです。ありふれたものに秘められたかけがえのなさに気付くことができれば毎日の生活は今以上に心豊かに穏やかに過ごせるのではないでしょうか。さて、昨日に引き続きお花が咲いている場所を見つけていただきたく写真を載せました。これは昨日の草花よりは難易度が高くなると思いますが、頑張って見つけてみてください。
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百花為誰開

このところ急に3月の寒さに戻ったり、一日のなかでも気温の変化が激しい日が続いていますが、校内を見て歩くと「躑躅」のような大きな花はありませんが、野の草たちも含め多くの草花が小さな花を咲かせています。校内で、結構目立つのはブタナ(一見とっても成長の良いタンポポに見える)が長い茎の先に黄色の花を咲かせています。花は、誰のためでもなく、ただ無心に咲いています。そこにはいのちの静かな輝きが見てとれます。その様子は、とても尊く清らかで見る人の心を打ちます。
 明日は、公開授業の日ですが、学校にお越しの際は、学校内を散策していただき、花々もぜひご覧ください。なお、今日掲載した花々は、学校で植えたものですが、学校のどこで咲いているか探してみてください。

報恩謝徳

毎日新聞の千葉版に、県内の高等学校の校長が自校をPRするという「校長先生の学校自慢」というシリーズコーナーがあり、本日(5月9日)、本校の記事が掲載されました。記事は、「人が自慢」という出だしで始まります。この4文字には、佐倉高校がすばらしい学校であるのは、今現在、関りをもって頑張っていただいている方々はもちろん、藩校「学問所」からの長い歴史のなかで伝統を培い発展させるとともに、それを支えてくださったすべての方々がいらっしゃることが、本校の財産であり、誇りであり、そのことが、本校が一番に自慢できることであるという感謝の思いを込めた言葉です。言葉足らずで、うまく本校の魅力を伝えられたかわかりませんが、毎日新聞をご購読されている方々は紙面で、そうでない方々は、インターネットで「校長先生の学校自慢」と検索をかけていただけると読むことができますのでご一読いただけると幸いです。

こちらをクリックしてください。→「校長先生の学校自慢」ホームページへ

冷暖自知

今日、SGHの海外研修のうち、ドイツとイギリスで研修を行ってきた生徒たちによる報告会が、第1体育館で6限にありました。どちらの研修でも、参加した生徒各自の研究テーマについて現地の大学生や中等教育学校の生徒等にプレゼンテーションしてアドバイスをいただいたり、意見交換したりする貴重な体験について報告してくれました。人は、自分の持っている多くの知識を自らの体験や誰かの体験に結びつけながら知識同士を結びつけて汎用的に使える知恵にかえて行く「学び」を行っています。そうした意味からも報告会のような場面では「もし、自分がその場にいたら、どう考え、どう行動し、どう表現し、どう感じただろう」と自分の思いをもって、主体的に参加することがとても重要です。昨日、今日と本校のSGHの取り組みについて視察に来られていた山形県立米沢興譲館高校の先生にも報告会を見学していただきました。人の意見は、その人の体験によるもの。また、同じ体験をしてもそこから得るものは人それぞれ違うものです。自分の感覚や価値観と必ずしも重なるとは限りません。もし、自分が人の意見に振り回されると思ったなら、一度自分で体験してみましょう。報告会でも言われていましたが、文化の違いからくる感じ方や見方の違いに実際に触れて感じてみることはとても大切だと思います。

 




人間好事節

presen1jugyou1本日は、千葉県教育委員会から澤川和宏教育長と大木実教育次長に本校を訪問していただきました。本校の沿革や現状に加えて本校の良さや課題についても説明させていただき、その後、実際に授業や地域交流施設の展示室を含めた校内施設を見ていただきました。授業参観では、先生と生徒たちの息のあった授業展開に時間が経つのも忘れてつい引き込まれてしまいました。
また、本校には、日本の美しい四季の移ろいを感じられる庭園があり、学校の中も生徒たちの様子からその時々に応じた趣が感じられます。自分の心が雑多なことに惑わされていると、1年中すばらしい時期であることをついつい忘れてしまいがちですが、いつだってすばらしい時なのですからそれを楽しめるような気持ちで毎日を過ごしたいものです。

一行三昧

本日5月6日は、5月4日に中止になった第23回関東高等学校カヌー大会千葉県予選会を「佐倉ふるさと広場」近くの鹿島川で開催しました。今日の競技開始時の天候は、前2日間とは違って風が治まっていて、絶好のコンディションのなかで始めることができました。途中から少し風が出てきましたが、本日は、予定したすべての競技を無事に終えることができました。選手は、競技に集中できてとても良い大会であったと思います。そうした選手の姿を見ていると、何を行うにしても、そのことだけに集中して、打ち込んでいれば無駄な動作や雑念が生まれる余地も無くなりとても良い結果がでるものだと思いました。また、今日まで準備と運営をしてくださったカヌー専門部の先生方や関係者の皆様に感謝、感謝です。また、今日お越しいただいた、ご家族の皆様やカヌー部のOB、OGの皆様、応援ありがとうございました。本日、関東大会選考を通過した生徒には、精進湖で行われる関東大会での活躍を期待するとともに、通過できなかった生徒にも5月末のインターハイ予選、国体予選での頑張りを期待したいと思います。
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疾風知勁草

kurobegawa01本日は、平成30年度関東高等学校カヌー大会第23回関東高等学校カヌー大会千葉県予選が香取市黒部川カヌー場で開催される予定でした。早朝には、昨日(5月3日)の雨と強風は治まり、雲一つない晴天に恵まれていました。ところが、8時30分頃から風が強くなり、開会式を行っている最中にかなり激しくなってまいりました。すぐに、参加生徒たちには、大会役員の先生から待機がかかり、競技が安全にできるか検討するために、水面の状態や今後の天候について確認がされました。写真にもあるように空は晴天ですが、強風のため水面は大きく波打っている状況でした。予報では、風は、今後も明日にかけて吹き続けるとのことで、生徒の安全を第一に考え、本日の大会は中止となりました。皆さんの話では、これほど大会の時に強風になったのは今まで無かったそうですが、このような状況にあっても、てきぱきとやるべきことを的確にこなしている先生方や関係者の皆さんをあらためて素晴らしく、頼もしく感じました。
本日の大会自体は、中止となってしまいましたが、本日まで長い時間をかけて準備されてきた先生方や大会運営に関わった多くの関係機関の皆様には本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願い申し上げます。