2022年8月の記事一覧

科学系部活動 総合文化祭活動報告

令和482日(火)〜4日(木)の3日間、第46回全国高等学校総合文化祭東京大会(とうきょう総文2022)自然科学部門発表会に3H組の北野圭一君と杉山竜弥君、藤永隼君の3名が参加しました。
北野君と杉山君は、物理部門で「直流電圧をかけた時の流体の変化」、藤永君は地学部門で「南海トラフ地震の液状化に備えて、地盤を構成する粒子の粒径を考える」というテーマで日頃の研究の成果を発表しました。
発表時間は12分間以内、それに加えて4分間の質疑応答の時間がありました。質疑応答では質問できるのは高校生と審査員と制限はありましたが、日本全国から集まった代表者が顔をそろえた大会であり、いずれも活発な質疑応答がなされました。
2日目の午後には巡回研修が予定されていましたが、生憎、新型コロナウィルス感染症の急速な再拡大に伴い中止になりました。
最終日の3日目は、東京都の高校生が企画した生徒の交流会が行われ、大変リラックスしたムードで親交が深められたようです(新型コロナウィルス感染症拡大防止のため引率者は会場に入れませんでした)。また、東京大学医学部在学中、デジタルハリウッドとのダブルスクールで3D CGの技術も習得し、現在、医療CGプロデューサーとして活躍されている瀬尾拡史氏による「医療×3DCG=?」というテーマでの記念講演がありました。医療への3DCGの本格的利用を例に、1つの事を突き詰めていく研究もあるが、異なる専門分野の融合により新しいものが(技術)が誕生することもあるという講演でした。大変内容の濃い、充実した3日間でした。
  
  

工芸部 総合文化祭参加報告

46回全国高等学校総合文化祭東京大会に工芸部の作品が出品されました。藍染めによる共同制作作品で、タイトルは「indigonight」です。731~84日の期間、東京都美術館にて展示されました。

81日には美術・工芸部門の開会式と講演会に参加しました。デザイナーの佐藤卓さんの講演では、デザインをする上で大切な考え方を学ぶことができました。82日は生徒交流会に参加し、全国の出品者の生徒と作品について話し合いをし、その後、江戸の伝統工芸木目込みの制作体験をしました。自分たちの作品についての紹介はもちろん、他の人の話も聞くことができ、とても良い経験ができました。木目込みの毬は、初めての技法にわくわくしながら、真剣に制作していました。個性豊かで素晴しい仕上がりとなりました。