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校長花ごよみ
修学旅行2日目その1
今日の起床は6:00、奈良の朝は、少し寒いですが、生徒は元気です。7:00から朝食をとって今日の班別行動に向けて移動します。天気は曇りで雨は大丈夫そうです。元気に行ってきます。


朝の竹林院群芳園の様子です。


朝食風景です。


班別の出発地ごとにまずはバスで移動です。大きな荷物は別便で御殿荘へ。私は平等院鳳凰堂のチェックポイントへ。








平等院鳳凰堂は平成の改修を受けてとても敷地全体が整備され、屋根の鳳凰など金色に輝いてとても美しい外観を拝むことができました。また、敷地内の紅葉も変わり目の移ろう美しさを漂わせていました。生徒は元気に次の目的地に向けてチェックポイントを通過していきました。


















修学旅行1日目
今日から3泊4日の修学旅行が始まりました。天候も心配されましたが、特に支障なく無事に旅行することができました。おかげさまで、第1日目は順調な滑りだしとなりました。引き続き明日からも元気に楽しく有意義な旅行になるように頑張ってまいります。



集合は新幹線ホームです。発車30分前には集合完了。新幹線で中継駅の名古屋へ


名古屋からは近鉄特急(専用車)でクラスごとの目的地である三重県や奈良県に向けていくつものトンネルを抜けつつ、車内ではおいしいお弁当を食べながら向かいました。





列車を降りてからはクラス別にバスで移動です。私は、B、D、E、H組と共に伊賀上野コースへ。一部ですが紅葉がとてもきれいでした。


本日の宿舎は、竹林院群芳園です。夕飯はみんなで大広間に集まって鍋を中心においしく楽しくいただき心も体も温まりました。



集合は新幹線ホームです。発車30分前には集合完了。新幹線で中継駅の名古屋へ












食文化

立冬(紅葉だより1)






紅葉情報N0.1



現在、日の出が5時55分、日の入りが16時51分となっていて、昼間の時間は、およそ11時間と短くなってきてますので、日差しをありがたく感じる今日この頃です。寒暖差が激しいほど紅葉が美しくなるそうですが今年はどうでしょうか。本校の庭の木々もほんとに一部ですが、色づいてきています。あまり寒いのは困りますが、一方で、すばらしい紅葉が見られたらと期待しているところです。学校にお立ち寄りの際は是非木々の様子も気に留めて見てただけるとありがたいです。(写真は10月26日現在)
平成30年度全国高等学校ラグビーフットボール大会千葉県予選会









台風24号の爪痕






第71回秋季千葉県高等学校野球大会応援よろしくお願いします。












夢を育む講演会と通学合宿2




話は代わって今日は、本校ESS部の生徒たちが、通学合宿で来ている小学生に対して、英語で説明して化学実験を体験をしてもらうというイベントを開催しました。(写真 右上、下段)内容は「人工イクラを作る実験」「墨流し」でした。参加した小学生はとても楽しく参加していました。本校ESS部の生徒たちにとっても小学生に教えるという大変貴重な体験をさせていただいてとても良かったと思います。明日も行う予定です。
通学合宿

なお、この「通学合宿」は千葉県教育委員会で推進していて千葉県各地で行われいるます。子どもたちの社会性、自主性、協調性を伸ばし、「生きる力」を育むことが期待される取り組みです。
平成30年度関東高等学校カヌー選手権選抜大会(その3)















お陰様で午前中、雨だけでなく風も無くて、とても良いコンディションのもとで競技を行うことができました。
決勝に進出した佐倉高校のすべての選手が入賞するとともに、高校別の総合成績でも男女とも総合2位となり、閉会式で表彰されました。これも菅澤先生、西山先生、宮代先生、加藤先生や引退した3年生と今まで頑張ってきた成果が結果として表れたのだと思います。本当におめでとうございます。各都県の素晴らしい選手たちとの競技を終えて解決すべき課題や目標ができて、またひと回り大きくなったのではないかと思います。菅澤先生、西山先生、選手の皆さん本当にお疲れ様でした。また、応援に来ていただいた保護者や家族の皆さんありがとうございました。
平成30年度関東高等学校カヌー選手権選抜大会(その2)






明日も、引き続き今まで頑張ってきた自分と仲間を信じて力を発揮してもらいたいと思います。
平成30年度関東高等学校カヌー選手権選抜大会(その1)






明日からの競技会が無事に行われ、参加する選手の皆さんが日ごろの練習の成果を存分に発揮できるよう祈念するとともに、選手の皆さんには競技を楽しんでもらいたいと思います。
皆で出来ることを探して行おう。


防災訓練に思うこと


人は決してひとりでは生きてない。多くの人々との協力のなかで生きている。防災訓練は家族・先生・友人・知人等自分に関わる多くの方々への感謝を忘れない日にもして欲しいと思います。
閑話 その9 フィボナッチ数列と黄金比
フィボナッチ数列{1,1,2,3,5,8,13,21,34・・・}と黄金比 Φ には、いろいろな関係がありそうです。
フィボナッチ数列 { Fn } の定義式は F1=1、F2=2、 Fn= Fn-1 + Fn-2 (n≧3)(以下、この関係式を漸化式とよぶ。)でした。定義式からフィボナッチ数列の各項はすべて整数であることは明らかですね。このとき、n番目の数をいちいち足していかなくても求められると便利ですよね。つまり第n項を直接求められる式がほしいわけです。数学では、数列の隣接3項間漸化式から一般項を求める問題を解いた人にはお馴染みですが、ちょっと考えてみましょう。
フィボナッチ数列の漸化式 Fn= Fn-1 + Fn-2 ・・・①に準じて rn = rn-1 + rn-2 ・・・②を満たす(ゼロでない)r の累乗 rn の数列が存在するか調べてみましょう。②の両辺を rn-2 で割ると、 r2 = r + 1 つまり r2 - r - 1 = 0
$$r=\frac{1+\sqrt{5 } }{2},\frac{1-\sqrt{5 } }{2}$$ ここで、閑話その6の表記を使って $$\phi=\frac{1+\sqrt{5 } }{2},\phi'=\frac{1-\sqrt{5 } }{2}$$
とすると r = Φ または r = Φ’ のとき、累乗 rn はフィボナッチ数列の漸化式①を満たすということです。このことから、
問1 A と B を定数とするとき、任意の数列 Kn = A Φn+B Φ’n ・・・③も①の漸化式を満たしていることを確かめてください。
問2 ここで K1 と K2 を 1として、A と B を求めてください。
以上のことと、$$\sqr{5}=\phi-\phi'$$ を使うと、フィボナッチ数列の一般項 Fn は、
$$F_n=\frac{\phi^n-\phi'^n}{\phi-\phi'}=\frac{1}{\sqr{5 } }\left[\left(\frac{1+\sqr{5 } }{2}\right)^n-\left(\frac{1-\sqr{5 } }{2}\right)^n\right]$$ ・・・④
となります。この④の式からはフィボナッチ数列の各項が、整数になるようには見えませんね。
問3 ④の式で最初の何項か実際に(工夫して)計算してみましょう。(その6の復習)
フィボナッチ数列 { Fn } の定義式は F1=1、F2=2、 Fn= Fn-1 + Fn-2 (n≧3)(以下、この関係式を漸化式とよぶ。)でした。定義式からフィボナッチ数列の各項はすべて整数であることは明らかですね。このとき、n番目の数をいちいち足していかなくても求められると便利ですよね。つまり第n項を直接求められる式がほしいわけです。数学では、数列の隣接3項間漸化式から一般項を求める問題を解いた人にはお馴染みですが、ちょっと考えてみましょう。
フィボナッチ数列の漸化式 Fn= Fn-1 + Fn-2 ・・・①に準じて rn = rn-1 + rn-2 ・・・②を満たす(ゼロでない)r の累乗 rn の数列が存在するか調べてみましょう。②の両辺を rn-2 で割ると、 r2 = r + 1 つまり r2 - r - 1 = 0
$$r=\frac{1+\sqrt{5 } }{2},\frac{1-\sqrt{5 } }{2}$$ ここで、閑話その6の表記を使って $$\phi=\frac{1+\sqrt{5 } }{2},\phi'=\frac{1-\sqrt{5 } }{2}$$
とすると r = Φ または r = Φ’ のとき、累乗 rn はフィボナッチ数列の漸化式①を満たすということです。このことから、
問1 A と B を定数とするとき、任意の数列 Kn = A Φn+B Φ’n ・・・③も①の漸化式を満たしていることを確かめてください。
問2 ここで K1 と K2 を 1として、A と B を求めてください。
以上のことと、$$\sqr{5}=\phi-\phi'$$ を使うと、フィボナッチ数列の一般項 Fn は、
$$F_n=\frac{\phi^n-\phi'^n}{\phi-\phi'}=\frac{1}{\sqr{5 } }\left[\left(\frac{1+\sqr{5 } }{2}\right)^n-\left(\frac{1-\sqr{5 } }{2}\right)^n\right]$$ ・・・④
となります。この④の式からはフィボナッチ数列の各項が、整数になるようには見えませんね。
問3 ④の式で最初の何項か実際に(工夫して)計算してみましょう。(その6の復習)
県立移管120周年記念に向けて
7月28日(土)に台風が接近するなか、午前中に鹿山会役員会が、午後に120周年記念事業実行委員会の会議が行われました。どちらも、大きな議題は120周年記念事業に関しての情報共有と取り組み状況の確認(特に来年11月9日に行われる記念式典や記念誌発行について現在までの準備状況など)を中心に課題の洗い出しとそれらへの対応方法等について話し合われました。120周年記念事業は、学校にとって大きな節目となるとても大切な事業です。これから準備について本格的に動きだすこととなりますので、PTA・鹿山会の皆様には、ご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
オーストラリア派遣


お見送りにいらしゃったご家族や野村教頭先生が見守るなか、チェックイン前のセレモニーでは、NAA(成田国際空港株式会社)でご勤務されている本校OBの方々からも激励のお言葉をいただきました。
生徒はNambour Christian College での研修を中心にホームスティをしながら現地の方々との交流を深めます。そのなかで、いろいろな見方、考え方や価値観に触れることでオーストラリアでSGHの課題研究も深めてまいります。研修が生徒一人一人にとって有意義なものとなり、ひと回り大きく成長して元気に帰ってくることを期待します。
生徒会役員任命式・壮行会


閑話 黄金比とフィボナッチ数列 その8
前回お話しした数列は、初項と第2項が与えれれていて第3項以降の各項は前の2項の和になっている数列でした。
ここで、初項と第2項を1とした数列{1,1,2,3,5,8,13,21,34,55,89,144,233・・・}はフィボナッチ数列として有名です。
・黄金比とフィボナッチ数列との関係を見てみよう。
黄金比 Φ の連分数による表現
$$\phi=1+\frac{1}{1+\frac{1}{1+\frac{1}{1+\frac{1}{1+\cdots}$$
を使って Φ の逐次近似値(連分数を途中で切りながら)を計算してみましょう。
1=1
$$1+\frac{1}{1}=\frac{2}{1}$$
$$1+\frac{1}{1+1}=1+\frac{1}{2}=\frac{3}{2}$$
$$1+\frac{1}{1+\frac{1}{1+1 } }=1+\frac{1}{\frac{3}{2 } }=\frac{5}{3}$$
$$1+\frac{1}{1+\frac{1}{1+\frac{1}{1+1 } } }=1+\frac{1}{\frac{5}{3 } }=\frac{8}{5}$$
$$1+\frac{1}{1+\frac{1}{1+\frac{1}{1+\frac{1}{1+1 } } } }=1+\frac{1}{\frac{8}{5 } }=\frac{13}{8}$$
問 上記の黄金比に至る逐次近似値とフィボナッチ数列の連続する各項の比との関連性について考察してください。
ここで、初項と第2項を1とした数列{1,1,2,3,5,8,13,21,34,55,89,144,233・・・}はフィボナッチ数列として有名です。
・黄金比とフィボナッチ数列との関係を見てみよう。
黄金比 Φ の連分数による表現
$$\phi=1+\frac{1}{1+\frac{1}{1+\frac{1}{1+\frac{1}{1+\cdots}$$
を使って Φ の逐次近似値(連分数を途中で切りながら)を計算してみましょう。
1=1
$$1+\frac{1}{1}=\frac{2}{1}$$
$$1+\frac{1}{1+1}=1+\frac{1}{2}=\frac{3}{2}$$
$$1+\frac{1}{1+\frac{1}{1+1 } }=1+\frac{1}{\frac{3}{2 } }=\frac{5}{3}$$
$$1+\frac{1}{1+\frac{1}{1+\frac{1}{1+1 } } }=1+\frac{1}{\frac{5}{3 } }=\frac{8}{5}$$
$$1+\frac{1}{1+\frac{1}{1+\frac{1}{1+\frac{1}{1+1 } } } }=1+\frac{1}{\frac{8}{5 } }=\frac{13}{8}$$
問 上記の黄金比に至る逐次近似値とフィボナッチ数列の連続する各項の比との関連性について考察してください。
SGH運営指導委員会

チバニアンって何だろう?




皆さんよくご存知のように岡田誠教授は、地球の地質年代で更新世のうち、約77万年から12万6千年前の年代名称を「チバニアン」と名づけ、その基準地として千葉県市原市の地層を国際地質科学連合に申請したことで脚光を浴びた研究グループの中心的な役割を果たしている先生です。
先生からは、地層面にある生物の化石や宇宙塵、風成塵、花粉粒、大気起源の放射性核種などからは地球環境について何がどのようにわかるのか。
地層面は、ある瞬間の世界が二次元に凝縮された世界になっているので、地層からは時間を読み解くことができること。
δ18O の酸素の安定同位体の元素比から気候変動を解析する方法など、現代を紐解くため過去の状況を学ぶことの方法やおもしろさと大切さを教えていただきました。
先生には講演後の生徒からの熱心な質問にも丁寧にお答えしていただきました。岡田先生ありがとうございました。
野球部の皆さん感動をありがとう!!












試合の結果は、習志野高校には一歩及ばなかったものの、この経験から多くのことを学ぶことができ、次のステップへ進むことができると思います。
この試合で野球部も応援団から力をもらったと思いますが、野球部が見せてくれた頑張りから応援団も多くの感動と喜びをいただきました。野球部の生徒の諸君、堀内先生、藤井先生本当にありがとうございました。また、応援してくださった皆様本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
佐倉学特別講演会
佐倉市教育委員会の佐倉学特別講演会が本日15:00から佐倉市中央公民館でおこなわれ、生徒とともに参加させていただきました。今回の講演の講師は、2015年ノーベル生理学・医学賞を受賞された北里大学特別栄誉教授の大村智先生でした。「私の歩んできた道」というテーマでご講演をいただきました。先生は、天然物有機化学の世界的権威でいらっしゃいます。今までに、500種の新規化合物を発見し、26種は、医薬、動物薬、農業用薬剤などとして世界中で使われているそうです。なかでも、抗寄生虫薬イベルメクチンは熱帯病のオンコルセカ症やリンパ系フィラリア症の予防・治療薬として、また、沖縄地方に多く罹患者のいる糞線虫症や今まで良い治療法の無かった疥癬の治療薬として使われており、年間3億人の方が救われているそうです。先生は幼いころより、おばあさまから「人のためになることをやりなさい」と教育を受けて育ってきたそうです。このことが先生の人生感の根底にあり、研究においても世の役に立つ天然有機化合物の発見を目指して独創的な研究を推進してこられました。研究者として早い段階から海外を意識して論文を書かれるなど、ご本人の弛まぬ努力が常に良き人との出会いにつながり先生を成長させてくれたそうです。そして、先生自身も人材育成を大切にしながら研究を進めてこられたそうです。その先生が、道元禅師の「正師を得ざれば学ばざるに如かず」という言葉や教師であった先生のお母様の日記帳に書かれた言葉「教師の資格は自分自身が絶えず進歩していること」や、先生ご自身が好きな言葉として「実践躬行」(じっせんきゅうこう 理論や信条をそのとおり自分自身で実際に行う)を大切にされていたことが教師としての私にはとても印象的でした。先生のお話は多くの示唆が含まれていながら大変わかりやすく、かつユーモアに富んだお話でアッという間に講演時間が過ぎてしまいました。今日参加した生徒たちも多くのことを得られたのではないでしょうか。先生ありがとうございます。また、このような貴重な機会を与えてくださった佐倉市教育委員会へあらためて感謝申し上げます。
野球応援No.1










このまま予定通り日程が進行すれば、7月15日に市立習志野高等学校との試合がZOZOマリンスタジアムの第1試合に予定されていますので、応援のほどよろしくお願います。
SSH特別講義

閑話 その7 黄金比
ある人が階段を登ろうとしています。その人は、1歩で登れるのは、最高で2段までとします。つまり、階段を1歩では1段か2段で登れるとします。いま階段が、n段としたら、登り方は何通り(Fn)あるか考えてみましょう。
1段しかない階段なら登り方は1通り (1) しかないので F1=1
2段だと、1段目から1段で登る方法 (1)+1 か、最初から一気に2段で登る (2) かの2通りとなるので F2=2
3段だと、2段目から1段で登る方法 ((1)+1)+1、(2)+1 と1段目から2段で登る方法 (1)+2 の3通りあるので、F3=3
4段だと、3段目から1段で登る方法 (((1)+1)+1)+1、((2)+1)+1、((1)+2)+1 と2段目から2段で登る方法 ((1)+1)+2、(2)+2の5通りなので、F4=5
5段だと、4段目から1段で登る方法 ((((1)+1)+1)+1)+1、(((2)+1)+1)+1、(((1)+2)+1)+1、(((1+1))+2)+1、((2)+2)+1と3段目から2段で登る方法 (((1)+1)+1)+2、((2)+1)+2、((1)+2)+2 の8通りあるので、F5=8 となります。
こうして、可能な登り方の数列 { Fn } は、{1,2,3,5,8、・・・}
となります。
n段の階段の登り方を考えてできた数列の第3項以降の各項 Fn は、その1段前までの登り方 Fn-1 とさらにその1段前までの登り方 Fn-2 との和として表すことができます。
つまり、数列 { Fn } は、F1=1、F2=2、 Fn= Fn-1 + Fn-2 (n≧3)で
帰納的に定義される数列となります。
問1 ここで違う問題を考えてみましょう。ある男が、うさぎの番(つがい)を1対、壁で囲まれた場所に放しました。ウサギの番については、毎月新しい番を生み、生まれた番も次の月から番を生むとします。そしてウサギは死なないとすると1年間に何対のウサギが生まれるでしょうか。
問2 ここで数列 { Fn }を次のようにつくります。まず、F1、F2 を好きな数に決めます。その2つの数で和を作り3番目の数 F3 とします。更に、2番目と3番目の数の和を作り4番目の数 F4 とします。この操作を繰り返して20番目くらいまでできたら数列の比
を計算してみてください。$$\lim_{n\to \infty}\frac{F_n}{F_{n-1 } }$$ はどんな値に近づくでしょう。
1段しかない階段なら登り方は1通り (1) しかないので F1=1
2段だと、1段目から1段で登る方法 (1)+1 か、最初から一気に2段で登る (2) かの2通りとなるので F2=2
3段だと、2段目から1段で登る方法 ((1)+1)+1、(2)+1 と1段目から2段で登る方法 (1)+2 の3通りあるので、F3=3
4段だと、3段目から1段で登る方法 (((1)+1)+1)+1、((2)+1)+1、((1)+2)+1 と2段目から2段で登る方法 ((1)+1)+2、(2)+2の5通りなので、F4=5
5段だと、4段目から1段で登る方法 ((((1)+1)+1)+1)+1、(((2)+1)+1)+1、(((1)+2)+1)+1、(((1+1))+2)+1、((2)+2)+1と3段目から2段で登る方法 (((1)+1)+1)+2、((2)+1)+2、((1)+2)+2 の8通りあるので、F5=8 となります。
こうして、可能な登り方の数列 { Fn } は、{1,2,3,5,8、・・・}
となります。
n段の階段の登り方を考えてできた数列の第3項以降の各項 Fn は、その1段前までの登り方 Fn-1 とさらにその1段前までの登り方 Fn-2 との和として表すことができます。
つまり、数列 { Fn } は、F1=1、F2=2、 Fn= Fn-1 + Fn-2 (n≧3)で
帰納的に定義される数列となります。

問2 ここで数列 { Fn }を次のようにつくります。まず、F1、F2 を好きな数に決めます。その2つの数で和を作り3番目の数 F3 とします。更に、2番目と3番目の数の和を作り4番目の数 F4 とします。この操作を繰り返して20番目くらいまでできたら数列の比
短時間豪雨


この雨で恩恵を受けたとすれば東郷池の水が増えていつになく水がきれいになったことです。普段は泳いでいる姿をはっきり・くっきりとみることができない東郷池の鯉や鮒たちの姿を今日はしっかりととらえることができました。
野球応援練習








SGH特別授業
1年生は


SGHの課題研究のテーマを決めていくうえで、今後解決してみたいテーマをどのように一つに絞っていくのかが重要になります。本日は、ビジネスプラン作成を参考にして、体験的に学ぶ講座を、日本政策金融公庫 南関東創業支援センター所長でいらっしゃる寺田博史様を講師としてお招きして講義をお願いしました。考える対象を絞って、よいアイデアの出すための方法や、テーマを絞りこむための視点の置き方など
これからの探究活動を進めるうえでとても大切なことを学ぶことができたと思います。暑い中、講師をお引き受けいただいた寺田先生、本当にありがとうございました。




これからの探究活動を進めるうえでとても大切なことを学ぶことができたと思います。暑い中、講師をお引き受けいただいた寺田先生、本当にありがとうございました。
夢 新舞台




今日の大会は、各都県を勝ち抜いてきた代表者だけが参加する大会ですのでどの競技も質の高いすばらしいものでした。多少風は強かったもののまずまずのコンディションで競技が行われてよかったです。参加した選手の諸君は得るものが多かったのではないでしょうか。今後に向けてステップアップのいい機会になったと思います。
千葉県で震度5弱
本日は、本来なら七夕の話題なのでしょうが、皆さんご存知の通り、7日午後8時23分ごろ、関東地方で強い地震が発生しました。気象庁によると、千葉県北東部で震度5弱が観測されたそうです。震源地は千葉県東方沖。震源の深さ66㎞で、マグニチュードは6.0と推定されています。この地震による津波の心配はないということでした。私はその時間千葉市にいて、携帯電話に一斉に地震を告げる緊急地震速報が鳴り響いた矢先に結構な揺れを感じました。皆さんの地域は大丈夫でしたか。被災されてないことを祈ります。
その後、JR千葉駅に着いても、電車が安全点検のため各駅に停まっていて、動き始めても結局、家に帰れたのが22時過ぎとなり通常より1時間30分ほど帰宅にかかる時間が多くなりました。西日本・中部地方で過去になかったほどの大雨による災害が起こっており、天災に対する備えの重要さをあらためて実感したところです。
その後、JR千葉駅に着いても、電車が安全点検のため各駅に停まっていて、動き始めても結局、家に帰れたのが22時過ぎとなり通常より1時間30分ほど帰宅にかかる時間が多くなりました。西日本・中部地方で過去になかったほどの大雨による災害が起こっており、天災に対する備えの重要さをあらためて実感したところです。
閑話 その6 黄金比
さて、そろそろ Φ について慣れてきた?ところですが、ここでちょっと復習しておきましょう。
Φ は、2次方程式 $${\phi}^2-{\phi}-1=0$$ の正の解となりますので
$${\phi}=\frac{1+\sqrt{5 } }{2}$$ でした。そして、もう一つの負の解を Φ´ とすると、
$${\phi}^{\prime}=\frac{1-\sqrt{5 } }{2}$$ ですからこれを Φ で表すと、$${\phi}'=-\frac{1}{\phi}$$ ・・・(ア)となります。
問1 (ア)の関係を確かめてください。
問2 Φ と Φ’ の積と和を求めてください。
Φ に1を足すと2乗になったり、1を引くと逆数になったり
Φ っておもしろくないですか。
「閑話 その2」 の問2の問題ですが、
$${\phi}^2={\phi}+1$$ の両辺に Φ を掛けると $${\phi}^3={\phi}^2+{\phi}$$
この操作を続けていくと $${\phi}^{n}={\phi}^{n-1}+{\phi}^{n-2}$$ となります。
つまり、Φ の任意のべき乗は、その前のべき乗とさらに一つ前のべき乗を足せばいいことがわかります。
ここで、初項1、公比 Φ の数列 $$\lbrace{1,\phi,\phi^2,\phi^3,\phi^4, \phi^5,\cdots}\rbrace$$ を考えます。
いままで見てきたことから、Φ のべき乗を、Φ の1次の項だけで書き換えることができます。
実際に計算してみると $${\phi}^2={\phi}+1$$ ですから、
$${\phi}^3={\phi}^2+{\phi}={(}{\phi}+1{)}+{\phi}=2{\phi}+1$$
$${\phi}^4={\phi}^3+{\phi}^2={(}2{\phi}+1{)}+{(}{\phi}+1{)}=3{\phi}+2$$
$${\phi}^5={\phi}^4+{\phi}^3={(}3{\phi}+2{)}+{(}2{\phi}+1{)}=5{\phi}+3$$
$${\phi}^6={\phi}^5+{\phi}^4={(}5{\phi}+3{)}+{(}3{\phi}+2{)}=8{\phi}+5$$
したがって、もとの数列は、$$\lbrace{1,\phi,\phi+1,2\phi+1,3\phi+2, 5\phi+3,8\phi+5,\cdots}\rbrace$$ となります。
ここで Φ の係数に着目すると、{1,1,2,3,5,8、・・・・}
となります。この数列どこかで見たことありませんか。理系の人にはおなじみですよね。これについては次回また。
Φ は、2次方程式 $${\phi}^2-{\phi}-1=0$$ の正の解となりますので
$${\phi}=\frac{1+\sqrt{5 } }{2}$$ でした。そして、もう一つの負の解を Φ´ とすると、
$${\phi}^{\prime}=\frac{1-\sqrt{5 } }{2}$$ ですからこれを Φ で表すと、$${\phi}'=-\frac{1}{\phi}$$ ・・・(ア)となります。
問1 (ア)の関係を確かめてください。
問2 Φ と Φ’ の積と和を求めてください。
Φ に1を足すと2乗になったり、1を引くと逆数になったり
Φ っておもしろくないですか。
「閑話 その2」 の問2の問題ですが、
$${\phi}^2={\phi}+1$$ の両辺に Φ を掛けると $${\phi}^3={\phi}^2+{\phi}$$
この操作を続けていくと $${\phi}^{n}={\phi}^{n-1}+{\phi}^{n-2}$$ となります。
つまり、Φ の任意のべき乗は、その前のべき乗とさらに一つ前のべき乗を足せばいいことがわかります。
ここで、初項1、公比 Φ の数列 $$\lbrace{1,\phi,\phi^2,\phi^3,\phi^4, \phi^5,\cdots}\rbrace$$ を考えます。
いままで見てきたことから、Φ のべき乗を、Φ の1次の項だけで書き換えることができます。
実際に計算してみると $${\phi}^2={\phi}+1$$ ですから、
$${\phi}^3={\phi}^2+{\phi}={(}{\phi}+1{)}+{\phi}=2{\phi}+1$$
$${\phi}^4={\phi}^3+{\phi}^2={(}2{\phi}+1{)}+{(}{\phi}+1{)}=3{\phi}+2$$
$${\phi}^5={\phi}^4+{\phi}^3={(}3{\phi}+2{)}+{(}2{\phi}+1{)}=5{\phi}+3$$
$${\phi}^6={\phi}^5+{\phi}^4={(}5{\phi}+3{)}+{(}3{\phi}+2{)}=8{\phi}+5$$
したがって、もとの数列は、$$\lbrace{1,\phi,\phi+1,2\phi+1,3\phi+2, 5\phi+3,8\phi+5,\cdots}\rbrace$$ となります。
ここで Φ の係数に着目すると、{1,1,2,3,5,8、・・・・}
となります。この数列どこかで見たことありませんか。理系の人にはおなじみですよね。これについては次回また。
生徒会役員選挙
閑話 黄金比 その5



その4でお話しした正五角形を使った美しい図形についてのお話です。正五角形を6枚使って「黄金三角形」(底辺に対する横の辺の比が Φ の二等辺三角形)の切込みが入ったひとまわり大きな正五角形(左の図形)を作ります。この正五角形をまた6組集めてさらに大きな正五角形を作りこれをさらに6組集めて都合正五角形216個で作った図形が真ん中の図形です。右の図形は、真ん中の図形をさらに6組集めて作った図形です。この操作はどこまでも続けられます。単純な構成方法を繰り返すしているだけなのに、こんなに美しい図形ができるのは驚きです。
閑話 黄金比 その4

左図は、1辺の長さが1の正五角形ABCDEです。△DABは正五角形ABCDEの対角線を2辺とする二等辺三角形です。頂角が 36° 、両底角は、72° となります。(なぜこうなるかは各自で確かめてください)
今、∠DAB の角の二等分線と辺DB との交点を G とします。
問1 点G は正五角形ABCDEの対角線DBをどのような比に分ける点でしょうか。
問2 正五角形ABCDEの対角線の長さはいくつになるでしょう。
問3 与えられた一片の長さをもとに正五角形をコンパスと定規を使って作図するには何が作れればよいでしょうか。それをどのように利用すればよいでしょうか。
問4 与えられた一片の長さをもとに正五角形をコンパスと定規を使って作図してみてください。
関東甲信地方梅雨明け(びっくり)


梅雨明けの時期ですが、平年と比べると(7月21日ごろ)より22日早く、昨年と比べても(7月6日ごろ)より7日早い梅雨明けだそうです。
梅雨の期間ですが、今年は梅雨入りしたのが6月6日ですから梅雨明け前日の6月28日までの日数は23日間となります。これは、梅雨の期間が6月11日から7月4日までだった1978年に並んで1番の短さだそうです。(梅雨入り・明けの時期は、秋に再検討され、見直されることもあるそうです)
いずれにしても、このところ一気に真夏に入ってしまったような暑さになっていたので、へんだなぁと思っていましたが、まさか、もう梅雨が明けてしまうなんて本当にびっくりです。熱中症対策(校長室もこのところ連日30℃です)や恵みの雨が少なかったことによる水不足対策にしっかり取り組まないといけないですね。
いずれにしても、このところ一気に真夏に入ってしまったような暑さになっていたので、へんだなぁと思っていましたが、まさか、もう梅雨が明けてしまうなんて本当にびっくりです。熱中症対策(校長室もこのところ連日30℃です)や恵みの雨が少なかったことによる水不足対策にしっかり取り組まないといけないですね。
閑話 黄金比 その3


ここで、この長方形から正方形を切り出すと残った長方形も黄金長方形になります。
左上図でいえば、長方形ABCDから、正方形ABFEを切り取った残りの長方形DEFCが黄金長方形です。
もとの長方形ABCDの辺の長さと小さな長方形DEFCの辺の長さを比べると $$\frac{1}{\phi}$$ 倍となります。ここで、また長方形DEFCから正方形DEGHを切り取った残りの長方形CHGFもまた黄金長方形となり、辺の長さは $$\frac{1}{\phi}$$ 倍となります。この操作を無限に続けていくとどんどん小さな黄金長方形ができ、そのたびに辺の長さは $$\frac{1}{\phi}$$ 倍となります。
左上図のように任意に選んだ元の長方形とそれから正方形を切り取って残った長方形のそれぞれの対角線を引くとどれも同じ一点で交わります。無限に小さくなる長方形は、この点に収束していくわけです。
左下図は、正方形部分に4分の1円を描いて作ったらせんです。きれいですね。
問1 黄金長方形を作図してみよう。
問2 黄金比 その2で示した連分数と今回の黄金長方形の分割を考察してみよう。
はやぶさ2がRyuguへ
地球から約3億キロ(地球と太陽の距離の2倍)離れた小惑星Ryugu(リュウグウ)を目指して2014年12月に打ち上げられた小惑星探査機「はやぶさ2」が、いよいよ本日、リュウグウに到着すると国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)から発表されました。
また、「はやぶさ2」が24日にリュウグウから約40キロに近づいたときに撮影した画像にはそろばん玉のような形をしたリュウグウとその表面の岩の塊やクレーターが鮮明に確認できるものが公開されています。(JAXAはやぶさ2プロジェクト)
JAXAでは、「はやぶさ2」のリュウグウの高度20㎞地点への到着に際して、本日16時00分~17時00分(予定)に記者会見を開催するそうです。これまで3年半の長旅を緻密な軌道決定と軌道計算に支えられ幾度かの軌道修正を経て飛んできた「はやぶさ2」の今回の小惑星サンプルリターンのミッションには、惑星の起源だけでなく地球の海の水の起源や生命の原材料をも探求するミッションが含まれているということで、多くの謎の解明に向けてこれから行われる数々のミッションの成功がとても楽しみです。
また、「はやぶさ2」が24日にリュウグウから約40キロに近づいたときに撮影した画像にはそろばん玉のような形をしたリュウグウとその表面の岩の塊やクレーターが鮮明に確認できるものが公開されています。(JAXAはやぶさ2プロジェクト)
JAXAでは、「はやぶさ2」のリュウグウの高度20㎞地点への到着に際して、本日16時00分~17時00分(予定)に記者会見を開催するそうです。これまで3年半の長旅を緻密な軌道決定と軌道計算に支えられ幾度かの軌道修正を経て飛んできた「はやぶさ2」の今回の小惑星サンプルリターンのミッションには、惑星の起源だけでなく地球の海の水の起源や生命の原材料をも探求するミッションが含まれているということで、多くの謎の解明に向けてこれから行われる数々のミッションの成功がとても楽しみです。
閑話 黄金比 その2
$$x=1+\frac{1}{1+\frac{1}{1+\frac{1}{1+\frac{1}{1+\cdots}$$ と置くと
$$x=1+\frac{1}{x}$$ とかける。
問1 $$x$$ はどんな値でしょう。
問2 Φ を黄金比とします。 $${\phi}^{n}$$ を $${\phi}^{n-1}$$ と $${\phi}^{n-2}$$ で表わしてください。

ピラミッドが左図のように、底面の1辺の長さが 2a の正方形の四角錐で、各側面の三角形の面積がピラミッドの高さ h を一辺とする正方形の面積に等しくなっていたとします。このとき、各側面の三角形の高さを s として、次の問を考えてください。
問3
第45回鍋山祭 書道パフォーマンス




昨日、今日と連日PTAの広報委員会の皆様がこのパフォーマンスも含め鍋山祭を取材していただいています。本当にありがとうございます。PTA広報が楽しみです。
第45回鍋山祭 第2日


鍋山祭確認クイズ 1.参加団体は、いくつでしょう。 2.演劇鑑賞の整理券の配布場所・時間は。 3.各調理等食品提供団体のメニューは。 4.各部・同好会の特別企画の開始時間は。5.PTAバザーの場所は。
鍋山祭心に刻もうクイズ 1.あなたのお気に入りの団体は。(投票がありますので、お願いします) 2.装飾が美しかった、工夫されてた団体は。3.鍋山祭一番の思い出は。
(右の写真は、私のお気に入りの工芸部の藍染ハンカチと美術部の缶バッチです。)
ご来場の際は、お気をつけてお越し下さい。お待ちしてます。
第45回鍋山祭 第1日




工芸部の藍染作品(手拭いやコースターなど)や陶芸作品の展示・販売、彫金や鋳造作品の展示、写真部の作品展示とカレンダー等の販売、華道部の生け花展示。なお、生け花の水盤は、工芸部の生徒の作品となっています。美術部では、作品展示と缶バッチの展示・販売をしています。ご来場の際は、ぜひともご覧いただき感想をいただけると幸いです。また、生物部では、佐倉高校の豊かな樹木に着目し来校者がそれらを鑑賞できるよう発表がされていました。
明日は、通常の会場での展示発表に加えて部活動毎に特別企画が目白押しです。
なお、ご来場者には、文化委員会で丹精を込めて作成した見やすい鍋山祭のパンフレットがありますので御見学の際の参考としていただけると幸いです。
The summer solstice 2018










今日は、二十四節気の第10番目の夏至です。佐倉市では、日の出の時間が4:24、日の入りが18:59です。佐倉市の緯度では昼の時間と夜の時間との比は、約1.6です。本日は、一年でもっとも日が長くなる日ですので佐倉高校にとって鍋山祭の準備日として最適な1日といえるのではないでしょうか。昨日の午後から校内は鍋山祭の会場へと装いを一変すべく槌音?が鳴り響いています。
生徒たちは、鍋山祭に向けて、熱い思いとともに多くの時間と労力をかけて準備してきましたが、いよいよその全貌を現す時が近づいてきました。6月23日(土)は、一般公開日ですのでお楽しみにしてください。
話は代わりますが、昨日は、第100回全国高等学校野球選手権記念東千葉・西千葉大会の試合の組み合わせ(千葉県高等学校野球連盟HPへ)が発表になりました。本校野球部は西千葉大会に出場します。本校の初戦は四街道北高校で、大会日程が順調に進めば、7月13日の青葉の森公園球場で行われる第1試合(試合開始は9時)となります。皆さんの熱い応援をよろしくお願いします。
閑話 黄金比 その1
先日、参加した千葉県高等学校教育研究会数学部会の春季研究大会の講演で、講師の先生が和算の問題を現在使える公式を使わずに解くとしたらというお話しのなかで「黄金比」を使って解くというものがあり、そういえば「黄金比」自体とっても興味深いものであることを思い出し、今回はその一端に触れてみたい。
黄金比は、エウクレイデス(ユークリッド)が「原論」で明快な定義を与えている。そこでは線分を単純に分けて得られる線分の長さの比で次のように定義し「外中比」(黄金比のこと)と呼んでいる。
「線分全体と長い切片との比が、長い切片と短い切片との比になる場合、線分は外中比に切り分けられたという。」左図でいえば、
が成り立っているということ。つまり、短い切片CBの長さを基準にして、$$AB=x,CB=1$$ とおくと $$\frac{x+1}{x}=\frac{x}{1}$$ が成り立つ。よって、両辺に$$x$$を掛けて整理すると、$$x^2-x-1=0$$ ・・・① が得られる。
問2 問1で求めた正の解をΦ(ファイ)とする。Φの値はどのくらいだろう。
黄金比は、エウクレイデス(ユークリッド)が「原論」で明快な定義を与えている。そこでは線分を単純に分けて得られる線分の長さの比で次のように定義し「外中比」(黄金比のこと)と呼んでいる。

問1 $$x$$の2次方程式①を解いてみよう。
問2 問1で求めた正の解をΦ(ファイ)とする。Φの値はどのくらいだろう。
関数電卓等で近似値を確かめてみよう。
問3 問2でΦの近似値を関数電卓等でΦ2 や $$\frac{1}{\phi}$$ の近似値を確かめてみよう。
何か、気づいたことはありますか。
問4 ΦとΦ2 、 $$\frac{1}{\phi}$$ との関係を考えてみよう。
問5 下の数式の値はいくつでしょう。
$$\sqrt{1+\sqrt{1+\sqrt{1+\sqrt{1+\cdots } } } }$$
以上、興味をもった生徒は校長室まで話に来てください。
次回は 黄金比の連分数表現について
$$1+\frac{1}{1+\frac{1}{1+\frac{1}{1+\cdots}$$
問3 問2でΦの近似値を関数電卓等でΦ2 や $$\frac{1}{\phi}$$ の近似値を確かめてみよう。
何か、気づいたことはありますか。
問4 ΦとΦ2 、 $$\frac{1}{\phi}$$ との関係を考えてみよう。
問5 下の数式の値はいくつでしょう。
$$\sqrt{1+\sqrt{1+\sqrt{1+\sqrt{1+\cdots } } } }$$
以上、興味をもった生徒は校長室まで話に来てください。
次回は 黄金比の連分数表現について
$$1+\frac{1}{1+\frac{1}{1+\frac{1}{1+\cdots}$$
歌声は世代を超えて






夢に向かって

実習生の皆さんが立派な教師になることを願っています。
本日は校長先生が出張のため、教頭が書き込みました。
学而不思則罔

広報委員会

本当に、いつもありがとうございます。91号楽しみにしています。
関東大会0610-2








また、昨日から応援に来ていただいた保護者の皆様ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。