文字
背景
行間
2023年12月の記事一覧
SSH講座「和算の歴史と整数や図形に関する問題の解法考察講座」
12月19日(火)にSSH講座「和算の歴史と整数や図形に関する問題の解法考察講座」が開講されました。
対象は理数科の1年生全員で、SS数学Ⅰの数学と人間の活動の分野の内容の発展させた講座として実施されました。
講師は千葉大学大学院教育学研究科1年の三橋可奈さんです。
三橋さんは昨年度からTAとして、普通科の和算に関する探究活動を行っている生徒の指導もしていただいています。
講座は2時間実施され、1時間目は和算の歴史の紹介や、数学Aの教科書にも掲載されている「百五減算」の解法・仕組みについて、問題を解きながら説明していただきました。
2時間目は和算の図形の問題の演習を行いましたが、円がたくさんある中で特定の直角三角形を見つけ出し、直径の比を求めるのはとても苦戦していました。
江戸時代の日本の数学はとても高度であり、それに親しんでいた庶民の数学力の高さがよくわかる講座となりました。
今年度のSSH講座一覧は以下のリンクからご覧ください。
化学グランプリ2023関東支部奨励賞受賞
本校生徒が化学グランプリ2023で日本化学会の関東支部奨励賞を受賞しました。
化学グランプリとは、日本全国の高校生以下の化学の実力を競い合う場として1999年より毎年開催されています。
化学グランプリは毎年海の日に全国の会場で一次選考(マークシート式試験)を実施されます。
受賞したのは普通科3年生の安西壮真くんです。
12月22日(金)には全校集会の賞状披露で表彰されました。
今年度の科学系コンクール等の受賞者一覧は以下のリンクからご覧ください。
https://cms2.chiba-c.ed.jp/sakura-h/17872fd488f90b7aed8eec4572b51f71/%E5%8F%97%E8%B3%9E%E6%AD%B4
SSH講座「マイ分光器を作って光源の性質を調べよう」
令和5年12月12日(火)NPO法人科学技術振興のための教育改革支援計画から慶應義塾大学名誉教授 佐々田博之先生をお招きして、SSH講座が開催され、理数科1年生が参加しました。
講座では、光の波動性と波の性質(回折)、分光器の仕組みの講義を受けた後、工作用紙と回折格子を用いて分光器を自作しました。その後、作製した分光器を用いて、蛍光灯、白熱電球、ネオンランプをはじめ、アルゴン、窒素、水素、酸素などのスペクトル光源の観察を行いました。蛍光灯の観察では、水銀が使用されているものとそうでないものの違いなども確認できました。