SSH活動掲示板

2021年8月の記事一覧

SSH国内サイエンスツアー第2日

900分に宿を出発し、斜面林での森林調査(植生調査)に向かいました。コドラード法により、各班で選んだ斜面に区画を設置し、区画内側の植物を座標で記録し、樹高を測定、樹冠投影図作成、胸高直径の計測、樹種の同定などを行い植生断面図にまとめました。その後、奥谷林道ハイキングコースで植物分類実習を行いました。1泊2日の研修でしたが、天候にも恵まれ、感染症対策も十分に行なわれ、大変有意義な研修でした。


SSH国内サイエンスツアー第1日

8月18日(水)・19日(木)の日程で国内サイエンスツアーを実施しました。参加者34名(2H30名、生物部4名)が8時30分に学校をバスで出発し、鴨川市にある千葉県立内浦山県民の森へ向いました。1130分からモミの遺存林を目指しての野外実習が始まり、モミ遺存林までの往復コースの道すがら内浦山の植物について石島先生や中村先生から説明を受け、実際に匂いを確認したり、葉っぱテストに備えて葉を採取しながら17時過ぎに宿に戻りました。夕食後、今日の野外実習の復習を兼ねた学習会と本日観察採取した植物に関する葉っぱテストが行われました。なお、実習等は十分な感染症対策を講じた上で実施されました。



SSH講座「チバニアンってなんだ?」

8月6日(金)SSH講座「チバニアンってなんだ!」の一環で、市原市養老川流域を中心とした巡検に行ってきました。1年生6名、2年生9名が参加し、コロナ感染対策を徹底しつつ、現地で地層を確認しながら、そこに刻まれた地球環境の変遷について意欲的に学ぶことができました。また、ハンマー片手に化石採集をした際、見つけた物について担当教員に熱心に質問する姿は、旺盛な好奇心に溢れていました。現地を歩くことによって地形の起伏も体感でき、実り多い巡検となりました。


SSH生徒研究発表会(神戸)

84日(水)神戸国際展示場で行われたスーパーサイエンスハイスクール(SSH)生徒研究発表会に本校理数科3年生の西尾・中島・福井が参加し、「垂直軸水車を用いた潮流発電の効率化」という題でポスター発表をしました。感染症対策が徹底されており、飛沫防止シートによりポスターが見づらい状況となっておりましたが、生徒は説明用の水車をその場で紙を使って手作りするなど、より伝わりやすい工夫をしながら柔軟に対応し、発表を重ねるごとに生徒の成長が感じられました。また、全国のSSH校で行われている優れた研究発表に、生徒は目を輝かせながら聞き入り、互いの研究の話に花を咲かせながら活発な議論を行っていました。この経験が将来きっと活きてくることでしょう。