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SSH活動掲示板
カテゴリ:佐倉アクティブ
佐倉サイエンス特別講義「課題研究のテーマ設定と研究の進め方」
10月11日(水)の佐倉サイエンスの授業で特別講座が開講されました。
理数科の1年生を対象として開講され、講師は
秀明大学学校教師学部教育研究所 教授 大山光晴 先生
内容は
課題研究のテーマ設定と研究の進め方
です。
講座の前半は以下の3種類の実験を行いました。
① コップの水をザルで受け止める実験
② 色インクを水で広げる実験
③ 折り紙の花が水面で開く実験
これらの実験は、大山先生が「水」をテーマにして課題研究を行うと決めて準備したものです。
YouTubeなどで調べれば、実験の様子や解説を見ることはできるが、
重要なことは「まず自分で実験をしてみる」ことだと大山先生は力説していました。
後半は実験③について検証するために、大山先生が用意した様々な種類の紙を使い、各自で手法から考え、実験し、考察し、全体発表もしました。
全員異なる実験を行われていましたが、課題研究の進め方を体験・学習する貴重な機会となりました。
この講座で得た経験を生かして、理数科の1年生は12月頃から来年度の課題研究のテーマ設定を行っていきます。








佐倉サイエンスの授業の様子や資料は以下のリンクからご覧ください。
佐倉アクティブ「データサイエンス入門」
8月4日(金)に佐倉アクティブ「データサイエンス入門」が行われました。
この講座は、総合コンサルタント企業アクセンチュア株式会社の社会貢献プロジェクトとNPO法人企業教育研究会の運営で開講されました。
参加したのは1・2年生の普通科15名、理数科15名の計30名です。
内容は30名を2つのパークに分け、パークごとにフード・商品・イベントの3つの部門に分かれ、データを分析しながら遊園地の再建計画を練るというものでした。
夏休み直前に事前学習会として、企業の説明や講座の概要の動画を視聴し、事前学習資料を用いて予習を行いました。
さらに、グループ分け・自己紹介・役割分担・パーク名決め・その他コミュニケーションをとり、グループワークしやすい状況を整えていました。
講座の1時間目は復習として講座の概要や伸ばしたい能力などを確認し、個人作業として遊園地の各課題の要因仮説の優先度付けを行いました。
複数の仮説の中から個々に優先度の高い3つを選び、理由も踏まえてグループで共有して5つに絞り込みました。
2時間目は検証方法の設定を行いました。
様々なグラフの特長についてレクチャーを受け、グループで選んだ各仮説に対して2つずつ用意されたグラフのどちらが分析に適しているのか、個々で考え、グループで共有し、分析の材料を揃えました。
この時間の最後にはパークを跨って、同じ部門の班で集まって発表も行いました。
3時間目はデータの読み取りと施策の選択を行いました。
グループごとに分担してグラフの読み取りを行い、講師からのフィードバックを受け、分析の細かい修正を行いました。
ファミリー層・社会人シングル層・学生層など、どの層向けにどのような施策を用意すべきなのかも話し合いました。
4時間目は分析・考察結果を合わせて、パークごとに提案施策を発表しました。
グループごとに発表前の確認や準備を行い、論理的にプレゼンを組み立て、パーク内で各部門の発表を行いました。
客層や客単価、非日常性、レストランやショップの利用率、性別や世代ごとの客が求める要素など、たくさんの項目を客観的に考えた上でプレゼンすることができました。
この施策によっていくら増収が見込めるかを具体的に計算しているグループもありました。
講座の最後にどちらのパークがより売り上げを伸ばすことができたのか、シミュレーションの結果発表があり、どの選択や議論に差が出る要因があったのかも発表されました。
アンケートの結果からは、今回の講座を通して、特に発信力や協働で学ぶ力が向上したことが分かりました。








アクセンチュア株式会社については以下のリンクからご覧ください。
レスポンシブルカンパニー&シチズン | アクセンチュア (accenture.com)
佐倉アクティブ「医療系分野について」
8月25日(金)に国際医療福祉大学との連携講座が開講されました。
参加したのは1年生の普通科14名・理数科2名、2年生の普通科8名、計24名です。
参加したのは1年生の普通科14名・理数科2名、2年生の普通科8名、計24名です。
前半は看護の実習を行いました。
看護師の仕事について学んだ後、ベッドで寝ている状態の患者さんの位置を動かすにはどうすれば良いか考える実習でした。
看護師の腰痛は大変問題になっており、看護師、患者さん(対象者)が互いに安全、安楽であることが求められるそうです。
看護師の仕事について学んだ後、ベッドで寝ている状態の患者さんの位置を動かすにはどうすれば良いか考える実習でした。
看護師の腰痛は大変問題になっており、看護師、患者さん(対象者)が互いに安全、安楽であることが求められるそうです。
後半は臨床検査について学び、血液に含まれるタンパク質の比色定量を行いました(ビウレット反応)。
マイクロピペットを普段使う機会がないため、生徒は扱いに戸惑っておりましたが熱心に取り組んでいました。
マイクロピペットを普段使う機会がないため、生徒は扱いに戸惑っておりましたが熱心に取り組んでいました。
看護行為を行う際に、主体は患者さんであることが大切だという考え方、臨床検査はどの病院で検査をしても同じデータであることが求められており、病院間で連携して正確なデータが出せるようにしていることが印象に残っています。









SSHサイエンスツアー~内浦山野外実習~3日目
SSHサイエンスツア~内浦山野外実習~の3日目が終了しました。
実施場所は鴨川市の内浦山県民の森で、参加しているのは1年生理数科36名・普通科6名の計42名です。
昨日はサイエンスツアーの最終日で、安房小湊駅の近くの千葉大学海洋バイオシステム研究センターへ行きました。
千葉大学や地元漁協の許可を得て、研究用の海岸エリアへ入れていただきました。
午前から昼過ぎにかけて、岩礁水棲生物の観察、潮の満ち引きの仕組みの学習、岸壁の地層の観察などを行いました。
千葉大学や地元漁協の許可を得て、研究用の海岸エリアへ入れていただきました。
午前から昼過ぎにかけて、岩礁水棲生物の観察、潮の満ち引きの仕組みの学習、岸壁の地層の観察などを行いました。
昼食後はバスに乗り、佐倉高校へ戻ってサイエンスツアーが終了しました。
長い距離を歩き、山や崖を登り、とても体力を使うツアーでしたが、本や教科書を読んでいるだけでは味わえない体験や、様々な発見のある刺激的な3日間となりました。
長い距離を歩き、山や崖を登り、とても体力を使うツアーでしたが、本や教科書を読んでいるだけでは味わえない体験や、様々な発見のある刺激的な3日間となりました。




サイエンスツアー1日目の様子は以下のリンクからご覧ください。
SSHサイエンスツアー~内浦山野外実習~2日目
SSHサイエンスツア~内浦山野外実習~の2日目を無事終えました。
実施場所は鴨川市の内浦山県民の森で、参加しているのは1年生理数科36名・普通科6名の計42名です。
本日は山道をだいたい14~15km、ひたすら歩き続けました。
午前は地学実習で、地層を観察し、触れて粒の大きさや質の違いを感じとり、スケッチの練習もしました。
昼食時には天候が崩れたこともあり、妙法生寺の住職さんのご厚意で、お寺の境内を利用させていただきました。
午後は生物実習で、葉の特徴の捉え方を学び、様々な葉を観察し、宿に戻ってから班ごとに教え合い学習を行いました。
午前は地学実習で、地層を観察し、触れて粒の大きさや質の違いを感じとり、スケッチの練習もしました。
昼食時には天候が崩れたこともあり、妙法生寺の住職さんのご厚意で、お寺の境内を利用させていただきました。
午後は生物実習で、葉の特徴の捉え方を学び、様々な葉を観察し、宿に戻ってから班ごとに教え合い学習を行いました。
夕食後には地学分野の学習会で、前半は大陸から分離してできた日本列島の成り立ちや千葉県の成り立ちについて学習しました。
後半は星座や惑星軌道について学習し、屋外に出て天体観測を行いました。
後半は星座や惑星軌道について学習し、屋外に出て天体観測を行いました。
さらに、その後は午後の生物実習で扱った約20種類の葉っぱに関するテストが行われました。
明日は海岸へ出て、海岸生物観察実習を行う予定です。






サイエンスツアー1日目の様子は以下のリンクからご覧ください。
https://cms2.chiba-c.ed.jp/sakura-h/blogs/blog_entries/view/47/8555f6d209664bb1da6a8e10b03e8e20?frame_id=212