SSH活動掲示板

SSH活動報告

星 金属学会第9回高校生・高専学生ポスターセッション

金属学会第9回高校生・高専学生ポスターセッションで本校生徒が受賞しました。

日本金属学会では最新の研究成果を発表・討議する場として年2回講演大会を開催しており、
その中で若い学生に金属や材料学分野に対して興味を持ってもらうためにポスターセッションを実施しています。
予めweb上にアップしたポスターを見てもらい、
大学教授や企業の研究者などの専門家にzoomに入っていただいて直接発表を聴いてもらって
質疑応答が受けられる貴重な機会となっています。
 
今回参加したのは2年理数科の5グループ8名です。
その結果、
  帖地玲奈さんと田中百花さんは優秀賞を受賞
しました。
発表した研究のテーマは
  「断熱材の構造による防音効果の変化」
です。


オンラインポスターセッションの様子は以下のリンクからご覧ください。
https://cms2.chiba-c.ed.jp/sakura-h/blogs/blog_entries/view/47/23c4c33aeee74a723425902d5374495a?frame_id=212

情報処理・パソコン 第26回数理科学コンクール

7月17日(月・祝)に本校生徒が第26回数理科学コンクール課題の部に参加しました。

参加したのは3年生3名、2年生8名、1年生23名の計34名です。
数理科学コンクールとは、千葉大学先進科学センター主催で
水の惑星にどんな波が起こるか?丈夫な家に柱は何本必要か?など、
現象を物理や数学を使って解明するコンクールです。
実験や模型作りで試すなど、自由な発想で楽しみながら挑戦していきます。

この数年間はコロナ禍の影響で、自宅に実験キットが送られてきて各自実験し、
分析・考察する形式でしたが、今回から千葉大学での対面形式が復活しました。
1~3名のグループ対抗戦で、どの問題に挑戦するか、どのような実験をしてデータを集めるか、
集めたデータをどう処理するかなど、各グループ作戦を立てるところから始まりました。
千葉大学の博士課程の方とも一緒に実験することができ、貴重な体験をすることができました。
コンクール終了後には、今回の内容を来年度からの課題研究のテーマにしたいと話す生徒もいました。

8月27日(日)には初めてとなる人工知能の部も開催され、本校からも4名出場予定です。
コンクールの結果は秋~冬頃に発表される予定ですので、後日お知らせします。

  
  
 

コンクールの詳細については以下のリンクからご覧ください。

理科・実験 佐倉サイエンス特別講座

佐倉サイエンスの授業で東邦大学の先生の特別講座が開講されました。

佐倉サイエンスとは、理数科1年生の授業の1つで、
物理・化学・生物・地学・数学の5分野の実験や研究の基礎を学び、
2年生以降で課題研究を行うための準備をしています。

講師は東邦大学理学部物理学科教授の酒井康弘先生と、
東邦大学大学院理学研究科物理学専攻の篠原小雪さんです。
篠原さんは本校理数科1期の卒業生です。

講座は45分×2コマで、内容は
① 研究テーマの探しかた
② いろいろな現象を体験しよう
③ 研究の進め方
でした。

①では酒井先生の幼少期の疑問や、大学生の研究テーマの探しかた、
ニュートンの研究の視点などの話をしていただきました。
情報や知識を仕入れることや先行研究を調べることの大切さを学びました。

②では水槽と光源を用いて屈折と反射を観察し、
水鳥の目の構造や光ファイバーの原理について知ることができました。
また、プラズマボールを使って電子の通り道の観察も行いました。

③では実際に高校生のグループが行った物理研究の例として、
ミルククラウンを作る際の落ちてくるミルクの形の研究の進め方を紹介していただきました。
水滴のモデルとしてバネが利用できることはとても意外で、
その実験の方法を考え出した過程もおもしろいものでした。

  

東邦大学の酒井先生のホームページは以下のリンクからご覧ください。
https://www.toho-u.ac.jp/sci/ph/lab/atom/sakai.html

虫眼鏡 令和5年度佐倉アクティブ開講講座一覧

今年度の佐倉アクティブ開講講座の一覧が公開されました。

学校設定科目「佐倉アクティブ」とは、放課後や長期休業日など、
通常の授業時間とは異なる時間で開講され、
大学の教員による講義の受講、
企業の研究者による講義の受講及び研究施設訪問、国内サイエンスツアーなどを実施しています。
それぞれの講座に参加し、受講報告書を提出することによって、定められた時間分の授業に出席したことになり、
出席した授業時間の合計が既定の時間数に達すると、「佐倉アクティブ」1単位として認められます。


今年度の佐倉アクティブ開講講座一覧は以下のリンクからご覧ください。
https://cms2.chiba-c.ed.jp/sakura-h/17872fd488f90b7aed8eec4572b51f71/%E4%BD%90%E5%80%89%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%96

会議・研修 第3回tokiwa文化講演会~佐倉の魅力を再発見しよう~

理数科の2年生が第3回tokiwa文化講演会に参加しました。

5月20日(土)に佐倉市立美術館で、株式会社常磐植物化学研究所が主催する
「第3回tokiwa文化講演会~佐倉の魅力を再発見しよう~」が開催されました。
本校からは、理数科2年生の
    「熱くならない黒」と「足音を消す」
のテーマで課題研究を行っている2チームが参加しました。

まず、本校のSSHの取組について担当教員が説明しました。
その中で、昨年度の佐倉アクティブ「常磐植物化学研究所訪問」において、
「なりたい職業が見つかっていない現在、女性で理系のお仕事をされている姿は良い刺激になり、選択の幅が広がった」、
「初めて生物と化学が目に見える形で繋がった」などの生徒の感想があったことを紹介しました。

続いて、上記の2チームが、研究テーマや今後の展望などについての発表を行いました。
研究を始めたばかりではありますが、ここまでの経過をまとめ、
今後すべきことを整理して外部の方に発表できたことは、大変良い機会となりました。

佐倉藩主堀田家第十三代当主・堀田正典氏や、作家である石井妙子氏の講演を聞いたり、
佐倉ハーブ園を見学したりと、充実した1日となりました。

  

理数科の生徒の課題研究テーマ一覧は以下のリンクからご覧ください。
http://153.127.209.180/cms2_chiba-c/sakura-h/nc2/ssh/%E8%AA%B2%E9%A1%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6%E3%81%AE%E5%8F%96%E7%B5%84/