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SSH活動報告
SSH特別講座「気付く・探る・考える」
今年度は、
千葉工業大学惑星探査研究センター副所長 和田浩二 先生
(https://www.perc.it-chiba.ac.jp/members/k-wada/)
をお招きし、火星衛星探査計画「MMX」に関する講義をいただきました。
2024年9月打ち上げ予定です。
火星衛星フォボスは、はやぶさ2が往復したリュウグウなどの小惑星と表面が黒いことが共通していることから、火星に接近した小惑星が重力に捕まって衛星になったと考えられています(捕獲説)。
一方、フォボスとダイモスが火星の赤道面を円軌道で、火星の自転と同じ向きに公転していることから、火星に大きな天体が衝突して破片が宇宙空間にばらまかれ、この破片が集まって衛星になったとも考えられます(天体衝突説)。
どちらの説が正しいのか、持ち帰った火星衛星の岩石を調べることで明らかにし、地球型惑星の形成過程に迫ろうとしています。
和田先生からは、はやぶさ2が行った、弾丸をリュウグウに衝突させて人工クレーターをつくる話など、宇宙探査に関する最先端のお話をお聞きしました。
講義後は活発な質疑応答が行われ、充実した時間となりました。






佐倉サイエンス特別講義「課題研究のテーマ設定と研究の進め方」








第17回高校生理科研究発表会
理数科の生徒たちが第17回高校生理科研究発表会に参加しました。
この発表会は9月30日(土)に千葉大学西千葉キャンパスの体育館で開催され、全国から多くの高校生が参加しました。
発表者は午前と午後に分かれ、それぞれ2グループに分かれてコアタイムが設定されるポスターセッション形式でした。
本校からは理数科の2年生全員がポスター発表を行い、理数科の1年生は来年度の発表会をイメージするために見学枠で参加しました。
他校の生徒や教員、大学の先生など、多くの方からの質問を受け、アドバイスをいただき、コミュニケーションをとることで、校内だけでは味わえない刺激を受けました。
2年生は今回の発表会で得たことをもとに、各自の研究の方向修正を行い、次の発表会に向けてより研究を深化させていきます。
本校の課題研究のテーマ一覧は以下のリンクからご覧ください。
https://cms2.chiba-c.ed.jp/sakura-h/17872fd488f90b7aed8eec4572b51f71/%E8%AA%B2%E9%A1%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6%E3%83%BBSS%E6%8E%A2%E7%A9%B6
SSH通信No.18
第23回日本情報オリンピック指定校認定

佐倉アクティブ「データサイエンス入門」








アクセンチュア株式会社については以下のリンクからご覧ください。
レスポンシブルカンパニー&シチズン | アクセンチュア (accenture.com)
大学模擬授業
対象は2学年全員で、たくさんの大学の先生方をお招きし、16分野の中から興味のある分野を2つ選んで講義を聴きに行きました。
理学の分野では千葉大学大学院理学研究院准教授の佐々木浩宣先生による「階乗について」の講義が行われました(写真)。
階乗とは高校1年生で学習する「!」の記号が使われているものです。
急激な増加をすることでよく知られている指数関数よりも、さらに増加が速い階乗について、「解析学」という分野の考え方から考察しました。
どの講義も高校では学習しないハイレベルな内容も多く含んでいましたが、高校生でも理解できるように分かりやすく説明していただき、大学の授業に触れることができる良い機会となりました。


ようこそ先輩~僕の大学、私の大学~
対象は1学年生徒全員で、講師として8名の佐倉高校OBOGの大学生に来ていただき実施されました。
学年を8グループに分けて8教室に散らばり、先輩の大学の紹介や学問の紹介、高校時代の過ごし方などを講義していただき、質疑応答も含めて4サイクル行いました。
1H(理数科)教室に来ていただいたのは理数科OGの
東京海洋大学海洋資源環境学部海洋資源エネルギー学科 横山千恵さん
でした。
東京海洋大学の船に乗っていく実習やキャンパスの様子など、写真をたくさん見せていただきました。
フィールドに出ていく研究と研究室でデータを分析していく研究のそれぞれの面白さ、大変さについても語っていただきました。


佐倉アクティブ「医療系分野について」
参加したのは1年生の普通科14名・理数科2名、2年生の普通科8名、計24名です。
看護師の仕事について学んだ後、ベッドで寝ている状態の患者さんの位置を動かすにはどうすれば良いか考える実習でした。
看護師の腰痛は大変問題になっており、看護師、患者さん(対象者)が互いに安全、安楽であることが求められるそうです。
マイクロピペットを普段使う機会がないため、生徒は扱いに戸惑っておりましたが熱心に取り組んでいました。






SSH通信No.17
SSHサイエンスツアー~内浦山野外実習~3日目
千葉大学や地元漁協の許可を得て、研究用の海岸エリアへ入れていただきました。
午前から昼過ぎにかけて、岩礁水棲生物の観察、潮の満ち引きの仕組みの学習、岸壁の地層の観察などを行いました。
長い距離を歩き、山や崖を登り、とても体力を使うツアーでしたが、本や教科書を読んでいるだけでは味わえない体験や、様々な発見のある刺激的な3日間となりました。




学校説明会SSH体験授業の報告
理科館1階の化学実験室で中学生と一緒に簡単な参加型の実験を行い、その現象がなぜ起こるのかを考えてもらいました。



佐倉高校のブースも出しますので、ぜひご参加ください。
申し込み不要、参加費無料です。
SSHサイエンスツアー~内浦山野外実習~2日目
午前は地学実習で、地層を観察し、触れて粒の大きさや質の違いを感じとり、スケッチの練習もしました。
昼食時には天候が崩れたこともあり、妙法生寺の住職さんのご厚意で、お寺の境内を利用させていただきました。
午後は生物実習で、葉の特徴の捉え方を学び、様々な葉を観察し、宿に戻ってから班ごとに教え合い学習を行いました。
後半は星座や惑星軌道について学習し、屋外に出て天体観測を行いました。




サイエンスツアー1日目の様子は以下のリンクからご覧ください。
https://cms2.chiba-c.ed.jp/sakura-h/blogs/blog_entries/view/47/8555f6d209664bb1da6a8e10b03e8e20?frame_id=212
SSHサイエンスツアー~内浦山野外実習~1日目
実施場所は鴨川市の内浦山県民の森で、参加しているのは1年生理数科36名・普通科6名の計42名です。
午前中に佐倉高校から内浦山県民の森まで移動し、到着後植物の観察をしながら歩いて、キャンプ場付近で昼食をとりました。
午後は斜面林に入り、班ごとにコドラートを作成して、樹木の座標や高さ、樹種などを確認する森林調査実習を行いました。
途中雨が降り紙に記録がとれないハプニングもありましたが、各班様々な工夫をして記録を残していました。
その後場所を移動し、急な斜面を登ってモミ遺存林を観察しに行きました。
宿に戻って夕食をとったあとは学習会で、午後の森林調査実習の結果を班ごとに模造紙にまとめました。
明日は地学実習と生物実習を行う予定です。




学校説明会SSH体験授業
明日からの学校説明会でSSH体験授業のコーナーを設置します。
場所は理科館1階の化学実験室です。
昨年度は2日間でこの体験授業に中学生・保護者合わせて約380名も来てくれました。
SSH講座や科学的な探究活動に興味がある方はぜひお越しください。
昨年度のSSH体験授業の様子は、以下のリンクからご覧ください。
https://cms2.chiba-c.ed.jp/sakura-h/blogs/blog_entries/view/47/0319d4365758ca637ed9a3a7cddf5078?frame_id=212
令和5年度SSH生徒研究発表会
この発表会は文部科学省と国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の主催で、全国のSSH指定校等の生徒が日頃の研究成果を発表し、生徒の科学技術に対する興味・関心を一層喚起するとともに、SSHの成果を広く発信することを目的としています。
会場は神戸国際展示場で、参加したのは理数科の3年生3名です。
1日目は現地への移動・発表準備日で、2日目はポスター発表、3日目は代表校による全体発表や表彰式でした。
本校は数学・情報分野で




植物の成分を精製してみよう!
「植物の成分を精製してみよう!」をテーマに佐倉アクティブSSH講座が開催されました。
1年生18名(普通科11名、理数科7名)、2年生普通科2名の計20名が参加し、
実験実習、ハーブ園研修、施設見学を行いました。
カラムクロマトグラフィーによる樹脂精製を行いました。
4つの班に分かれ各班に一人、スタッフの方についていただき、
アドバイスをもらいながら実習を進めることができ、すべての班が無事にアントシアニンを抽出精製できました。
天然甘味料として知られ砂糖よりも低カロリーであるステビア、
料理や精油として利用されているバジルなどに触れたり、においや味を確認しながら研修しました。
原料から製品として出荷されるまでの一連の流れを説明していただきました。
午後の4時間ほどの講座でしたが、とても充実した講座になりました。









シンガポールオンライン交流会
交流会は7月31日(月)の午後に行われ、理数科の2年生が様々な会場に分かれ、各自の端末でzoomを利用して参加しました。
相手校はシンガポールのSt. Joseph's Institutionで、今年度のサイエンスツアーで訪れる高校です。
訪問する前にオンラインで複数回交流を深め、訪問した際に対面でもスムーズに交流を行う目的です。
今回はまずお互いに自己紹介を行い、
その後相手校の生徒の研究発表を聞いてディスカッションしました。
本校の研究発表は次回8月21日(月)のオンライン交流会で行う予定です。


SSH通信No.16
SSH通信No.16を発行しました。
内容は第26回数理科学コンクールの参加についてです。
下の画像をクリックすると見ることができます。
ぜひご覧ください。
過去のSSH通信一覧は以下のリンクからご覧ください。
SSH通信No.16
第14回京進数学解法コンテスト
数学解法コンテストとは、予め問題が2問出題され、
その問題に対して「いかに美しく解くか」を競う大会です。
過去の応募者には国際数学オリンピックの日本代表としてメダルを獲得している人も複数いるような、
とてもハイレベルな大会です。
本校から参加したのは普通科・理数科から3年生2名、2年生2名、1年生4名の計8名です。
その結果、
3年生の稲田瑛太くんが問題Bで敢闘賞を受賞
しました。
稲田くんは7月29日(土)に行われるオンライン表彰式で表彰される予定です。
稲田くんの名前は以下のリンク先に掲載されております。
また、コンテストの詳細も載っておりますので、ぜひご覧ください。
https://www.kyoshin.co.jp/high/event/detail/636641/