SSH活動掲示板

SSH活動報告

理科・実験 SSH通信No.21

SSH通信No.21を発行しました。

 

内容は佐倉アクティブ「科学分析で過去を探る」、佐倉アクティブ「医療系分野について」についてです。
下の画像をクリックすると見ることができます。
ぜひご覧ください。

 

過去のSSH通信一覧は以下のリンクからご覧ください。
https://cms2.chiba-c.ed.jp/sakura-h/17872fd488f90b7aed8eec4572b51f71/SSH%E9%80%9A%E4%BF%A1

試験 SSH講座「和算の歴史と整数や図形に関する問題の解法考察講座」

12月19日(火)にSSH講座「和算の歴史と整数や図形に関する問題の解法考察講座」が開講されました。

 対象は理数科の1年生全員で、SS数学Ⅰの数学と人間の活動の分野の内容の発展させた講座として実施されました。

講師は千葉大学大学院教育学研究科1年の三橋可奈さんです。

三橋さんは昨年度からTAとして、普通科の和算に関する探究活動を行っている生徒の指導もしていただいています。

 

講座は2時間実施され、1時間目は和算の歴史の紹介や、数学Aの教科書にも掲載されている「百五減算」の解法・仕組みについて、問題を解きながら説明していただきました。

2時間目は和算の図形の問題の演習を行いましたが、円がたくさんある中で特定の直角三角形を見つけ出し、直径の比を求めるのはとても苦戦していました。

江戸時代の日本の数学はとても高度であり、それに親しんでいた庶民の数学力の高さがよくわかる講座となりました。

 

 

 

今年度のSSH講座一覧は以下のリンクからご覧ください。

https://cms2.chiba-c.ed.jp/sakura-h/17872fd488f90b7aed8eec4572b51f71/%E4%BD%90%E5%80%89%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%96

お祝い 化学グランプリ2023関東支部奨励賞受賞

本校生徒が化学グランプリ2023で日本化学会の関東支部奨励賞を受賞しました。

化学グランプリとは、日本全国の高校生以下の化学の実力を競い合う場として1999年より毎年開催されています。

化学グランプリは毎年海の日に全国の会場で一次選考(マークシート式試験)を実施されます。

受賞したのは普通科3年生の安西壮真くんです。

12月22日(金)には全校集会の賞状披露で表彰されました。

 

 

今年度の科学系コンクール等の受賞者一覧は以下のリンクからご覧ください。

https://cms2.chiba-c.ed.jp/sakura-h/17872fd488f90b7aed8eec4572b51f71/%E5%8F%97%E8%B3%9E%E6%AD%B4

会議・研修 SSH講座「マイ分光器を作って光源の性質を調べよう」

 令和5年12月12日(火)NPO法人科学技術振興のための教育改革支援計画から慶應義塾大学名誉教授 佐々田博之先生をお招きして、SSH講座が開催され、理数科1年生が参加しました。

 講座では、光の波動性と波の性質(回折)、分光器の仕組みの講義を受けた後、工作用紙と回折格子を用いて分光器を自作しました。その後、作製した分光器を用いて、蛍光灯、白熱電球、ネオンランプをはじめ、アルゴン、窒素、水素、酸素などのスペクトル光源の観察を行いました。蛍光灯の観察では、水銀が使用されているものとそうでないものの違いなども確認できました。

グループ 佐倉アクティブ「多面体の数学的性質とゾムツールを用いた多面体作成実習」第2回

佐倉アクティブ「多面体の数学的性質とゾムツールを用いた多面体作成実習」第2回が開講されました。

第1回に続き、東邦大学理学部情報科学科教授の並木誠先生に講師をしていただきました。
1、2年生対象で11月25日(土)に東邦大学で開講され、普通科2名、理数科4名の計6名が参加しました。
ゾムツールとは、棒状のパーツと球状のパーツを組み合わせて立体物を構築する玩具のことです。
キャンパス内を散策し、校舎内ではPC教室や自習スペースを見学させてもらいながら講義教室へ向かいました。

講座前半はまずゾムツールを使って4次元立方体(超立方体)の作成実習を行いました。
0次元からだんだん次元を上げていき、紙に書いた3次元立方体のように、
3次元に投影した4次元の立方体を2通り完成させることができました。
次に、ひし形多面体の作成実習を行いました。
ひし形六面体とひし形十二面体は各自で完成させ、
その後2人1組で協力して、ひし形二十面体とひし形三十面体を完成させました。

講座後半は半正多面体の作成実習を行いました。
半正多面体とは、面が2種類以上の正多角形からなり、どの頂点も同じ形をしている多面体のことです。
正三角形と正五角形の組み合わせで辺が60本の半正多面体や、
正方形と正六角形と正十角形の組み合わせで辺が180本の半正多面体など、
複数人で協力して複雑な半正多面体を作成することができました。

ゾムツールでは作成不可能な半正多面体も存在し、それらはGEOMAGという玩具を使って作成しました。
最後に、今後学校や家でチャレンジするための問題を与えられ、講座が終了しました。

  

 

 


「ゾムツール(立体図形)講座」第1回の様子は以下のリンクからご覧ください。
https://cms2.chiba-c.ed.jp/sakura-h/blogs/blog_entries/view/47/3cce39ead66dfe68cf0c008a8d0a5c18?frame_id=212

王冠 第26回数理科学コンクール表彰式

第26回数理科学コンクールで本校生徒13名が受賞しました。

 

数理科学コンクールとは、千葉大学先進科学センター主催で水の惑星にどんな波が起こるか?丈夫な家に柱は何本必要か?など、現象を物理や数学を使って解明するコンクールです。
実験や模型作りで試すなど、自由な発想で楽しみながら挑戦していきます。
課題の部は7月17日(月・祝)、人工知能の部は8月27日(日)に開催され、エントリーしたのは1~3年生の普通科・理数科合わせて40名です。

受賞結果は11月3日(木・祝)に発表され、本校からは13名が受賞しました。
内訳は金欅賞が3名、銀欅賞が7名、学長賞が3名です。

下の写真は表彰式に参加した12名です。(1名は表彰式欠席)

 

 

コンクールの受賞者一覧は以下のリンクからご覧ください。
https://www.cfs.chiba-u.ac.jp/events/math/2023/20231103.html

 

また、コンクール参加の様子は以下のリンクからご覧ください。

https://cms2.chiba-c.ed.jp/sakura-h/blogs/blog_entries/view/47/135fd2c8d39163c509491cdca732ce36?frame_id=212

王冠 佐倉アクティブ「多面体の数学的性質とゾムツールを用いた多面体作成実習」第1回

佐倉アクティブ「多面体の数学的性質とゾムツールを用いた多面体作成実習」第1回が開講されました。

東邦大学理学部情報科学科教授の並木誠先生に講師をしていただきました。
1、2年生対象で11月18日(土)に本校多目的室2で開講され、普通科2名、理数科5名の計7名が参加しました。
ゾムツールとは、棒状のパーツと球状のパーツを組み合わせて立体物を構築する玩具のことです。

前半は多面体の数学的性質と展開図に関する講義を受けました。
ひし形だけでできた多面体や、四角形・六角形・八角形の組合せでできた多面体などの存在には驚きましたが、
さらにそれらの多面体の展開図は頭の中では想像しきれない難しいものでした。
多面体から展開図を作るための条件や、展開図に関する未解決問題についても考えさせられました。
その後、回転する多面体の作成実習を行いました。
展開図が描かれた紙を切り貼りしていくと、ある文字列ができあがるように永久に回転させられる立体図形が完成しました。

後半はゾムツールを使って多面体の数学的性質について考察しました。
次週行われる講座第2回の準備のために、基本的な多角形や多面体を作成し、
正多面体を切断したときの断面の形状や、
オイラーの多面体定理が成り立っていることを確認しました。

「多面体の数学的性質とゾムツールを用いた多面体作成実習」第2回は11月25日(土)に東邦大学で開講される予定です。

 

  

 

 

佐倉アクティブ一覧は以下のリンクからご覧ください。

https://cms2.chiba-c.ed.jp/sakura-h/17872fd488f90b7aed8eec4572b51f71/%E4%BD%90%E5%80%89%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%96

 

理科・実験 佐倉アクティブ「科学分析で過去を探る」

8月2日(水),3日(木)に佐倉アクティブ「科学分析で過去を探る」が行われました。

 

この講座は、大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 国立歴史民俗博物館との連携により実施しました。国立歴史民俗博物館は佐倉市にあって本校からも近く、歴史好きにはおなじみの施設ですが、今回のテーマは「科学分析」。講座の前は、「歴史」と「科学」の結び付きがピンとこない生徒もいたようです。

 

初日は、国立歴史民俗博物館教授 坂本 稔先生に来校いただき、放射性年代測定や年輪年代学についてのレクチャーを受けました。炭素14年代については高校の化学や地学でも学びますが、炭素14は宇宙からやってくる宇宙線のはたらきでつくられ、大気中の濃度には変動があります。そのため補正(暦年較正)が必要であり、年輪年代測定のデータと比較することが欠かせないことを知りました。また、その補正に、2013年から日本(福井県水月湖)のデータが使われていることも知りました。

 

2日目は博物館を訪問し、バックヤードで電子顕微鏡や赤外線を用いた分析装置などを見学しました。また、年代実験室で多くの古い木材を前に、国立歴史民俗博物館准教授 箱﨑 真隆先生に御説明をいただきました。ここで特に驚いたのは「炭素14スパイクマッチ法」という、年代測定方法についてです。樹木年輪の研究によって、西暦775年に平年の20倍もの急激な炭素14の上昇があることが発見され、様々な地域の樹木で775年の年輪が特定できるようになったことを知りました。この方法によって、火砕流に埋もれた樹木から噴火の正確な発生年がわかるなど、たくさんの新たな知見がもたらされました。さらに、この急激な炭素14は太陽のスーパーフレアが原因と考えられ、宇宙からやってくる災害に備える意味でも、重要なデータになるのだそうです。

 

生徒からは、「全く関係のなさそうな二つの物事が意外なところでつながっているのではないかと考えることは今後の探究活動にも大きく生きるものだと思った」、「歴史という研究対象でも文系的なアプローチと理系的なアプローチの両方を行うことで多くの発見をしてより深い理解ができていることを実感できた」といった感想がありました。佐倉市に最先端の研究機関があることを改めて知った2日間となりました。今後も、国立歴史民俗博物館と連携し、文理横断(文理融合)的な観点から、視野を広げたり、思考を深めたりしていきたいと考えています。

 

 

 

佐倉アクティブ一覧は以下のリンクからご覧ください。

https://cms2.chiba-c.ed.jp/sakura-h/17872fd488f90b7aed8eec4572b51f71/%E4%BD%90%E5%80%89%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%96

情報処理・パソコン SSH通信No.19

SSH通信No.19を発行しました。

内容は佐倉アクティブ「データサイエンス入門」についてです。
下の画像をクリックすると見ることができます。
ぜひご覧ください。

 

過去のSSH通信一覧は以下のリンクからご覧ください。
https://cms2.chiba-c.ed.jp/sakura-h/17872fd488f90b7aed8eec4572b51f71/SSH%E9%80%9A%E4%BF%A1

会議・研修 SSH特別講座「気付く・探る・考える」

10月10日(火)、1年生全員を対象にSSH特別講義「気付く・探る・考える」を実施しました。

今年度は、
 千葉工業大学惑星探査研究センター副所長 和田浩二 先生
 (
https://www.perc.it-chiba.ac.jp/members/k-wada/)
をお招きし、火星衛星探査計画「MMX」に関する講義をいただきました。
MMX(Martian Moons eXploration)は、火星衛星フォボスとダイモスを探査し、その表面から岩石を地球に持ち帰るサンプルリターンミッションです。
2024年9月打ち上げ予定です。

火星衛星フォボスは、はやぶさ2が往復したリュウグウなどの小惑星と表面が黒いことが共通していることから、火星に接近した小惑星が重力に捕まって衛星になったと考えられています(捕獲説)。
一方、フォボスとダイモスが火星の赤道面を円軌道で、火星の自転と同じ向きに公転していることから、火星に大きな天体が衝突して破片が宇宙空間にばらまかれ、この破片が集まって衛星になったとも考えられます(天体衝突説)。
どちらの説が正しいのか、持ち帰った火星衛星の岩石を調べることで明らかにし、地球型惑星の形成過程に迫ろうとしています。
 
和田先生からは、はやぶさ2が行った、弾丸をリュウグウに衝突させて人工クレーターをつくる話など、宇宙探査に関する最先端のお話をお聞きしました。
講義後は活発な質疑応答が行われ、充実した時間となりました。

 
 
 

理科・実験 佐倉サイエンス特別講義「課題研究のテーマ設定と研究の進め方」

10月11日(水)の佐倉サイエンスの授業で特別講座が開講されました。
 
理数科の1年生を対象として開講され、講師は
 秀明大学学校教師学部教育研究所 教授 大山光晴 先生
内容は
 課題研究のテーマ設定と研究の進め方
です。
 
講座の前半は以下の3種類の実験を行いました。
① コップの水をザルで受け止める実験
② 色インクを水で広げる実験
③ 折り紙の花が水面で開く実験
 
これらの実験は、大山先生が「水」をテーマにして課題研究を行うと決めて準備したものです。
YouTubeなどで調べれば、実験の様子や解説を見ることはできるが、
重要なことは「まず自分で実験をしてみる」ことだと大山先生は力説していました。
 
後半は実験③について検証するために、大山先生が用意した様々な種類の紙を使い、各自で手法から考え、実験し、考察し、全体発表もしました。
全員異なる実験を行われていましたが、課題研究の進め方を体験・学習する貴重な機会となりました。
この講座で得た経験を生かして、理数科の1年生は12月頃から来年度の課題研究のテーマ設定を行っていきます。
 
 
 
 
 
 
佐倉サイエンスの授業の様子や資料は以下のリンクからご覧ください。

https://cms2.chiba-c.ed.jp/sakura-h/17872fd488f90b7aed8eec4572b51f71/%E4%BD%90%E5%80%89%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B9

会議・研修 第17回高校生理科研究発表会

理数科の生徒たちが第17回高校生理科研究発表会に参加しました。

この発表会は9月30日(土)に千葉大学西千葉キャンパスの体育館で開催され、全国から多くの高校生が参加しました。
発表者は午前と午後に分かれ、それぞれ2グループに分かれてコアタイムが設定されるポスターセッション形式でした。

本校からは理数科の2年生全員がポスター発表を行い、理数科の1年生は来年度の発表会をイメージするために見学枠で参加しました。
他校の生徒や教員、大学の先生など、多くの方からの質問を受け、アドバイスをいただき、コミュニケーションをとることで、校内だけでは味わえない刺激を受けました。
2年生は今回の発表会で得たことをもとに、各自の研究の方向修正を行い、次の発表会に向けてより研究を深化させていきます。

 
 
 

本校の課題研究のテーマ一覧は以下のリンクからご覧ください。
https://cms2.chiba-c.ed.jp/sakura-h/17872fd488f90b7aed8eec4572b51f71/%E8%AA%B2%E9%A1%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6%E3%83%BBSS%E6%8E%A2%E7%A9%B6

1ツ星 SSH通信No.18

SSH通信No.18を発行しました。
 
内容は神戸で開催された全国のSSH生徒研究発表会についてです。
下の画像をクリックすると見ることができます。
ぜひご覧ください。
 
 
過去のSSH通信一覧は以下のリンクからご覧ください。

ひらめき 第23回日本情報オリンピック指定校認定

本校が第23回日本情報オリンピックの指定校に認定されました。


日本情報オリンピックとは高等学校2年生までの競技プログラマー日本一を決める大会で、国際情報オリンピック2023エジプト大会へ派遣する日本代表選手選考会も兼ねています。
競技はオンラインで実施され、予選はC・Java・Python・Rubyなど、様々な言語が対応していますが、本選以降はC++のみ使用可能となっています。

第23回日本情報オリンピックの指定校の要件に達しましたので、本校は今年度の指定校として認定されました。
第23回日本情報オリンピックの指定校一覧は以下のリンクからご覧ください。

その他情報オリンピック関連の情報は以下のリンクからご覧ください。

情報処理・パソコン 佐倉アクティブ「データサイエンス入門」

8月4日(金)に佐倉アクティブ「データサイエンス入門」が行われました。

この講座は、総合コンサルタント企業アクセンチュア株式会社の社会貢献プロジェクトとNPO法人企業教育研究会の運営で開講されました。
参加したのは1・2年生の普通科15名、理数科15名の計30名です。
内容は30名を2つのパークに分け、パークごとにフード・商品・イベントの3つの部門に分かれ、データを分析しながら遊園地の再建計画を練るというものでした。

夏休み直前に事前学習会として、企業の説明や講座の概要の動画を視聴し、事前学習資料を用いて予習を行いました。
さらに、グループ分け・自己紹介・役割分担・パーク名決め・その他コミュニケーションをとり、グループワークしやすい状況を整えていました。

講座の1時間目は復習として講座の概要や伸ばしたい能力などを確認し、個人作業として遊園地の各課題の要因仮説の優先度付けを行いました。
複数の仮説の中から個々に優先度の高い3つを選び、理由も踏まえてグループで共有して5つに絞り込みました。

2時間目は検証方法の設定を行いました。
様々なグラフの特長についてレクチャーを受け、グループで選んだ各仮説に対して2つずつ用意されたグラフのどちらが分析に適しているのか、個々で考え、グループで共有し、分析の材料を揃えました。
この時間の最後にはパークを跨って、同じ部門の班で集まって発表も行いました。

3時間目はデータの読み取りと施策の選択を行いました。
グループごとに分担してグラフの読み取りを行い、講師からのフィードバックを受け、分析の細かい修正を行いました。
ファミリー層・社会人シングル層・学生層など、どの層向けにどのような施策を用意すべきなのかも話し合いました。

4時間目は分析・考察結果を合わせて、パークごとに提案施策を発表しました。
グループごとに発表前の確認や準備を行い、論理的にプレゼンを組み立て、パーク内で各部門の発表を行いました。
客層や客単価、非日常性、レストランやショップの利用率、性別や世代ごとの客が求める要素など、たくさんの項目を客観的に考えた上でプレゼンすることができました。
この施策によっていくら増収が見込めるかを具体的に計算しているグループもありました。

講座の最後にどちらのパークがより売り上げを伸ばすことができたのか、シミュレーションの結果発表があり、どの選択や議論に差が出る要因があったのかも発表されました。
アンケートの結果からは、今回の講座を通して、特に発信力や協働で学ぶ力が向上したことが分かりました。


       

アクセンチュア株式会社については以下のリンクからご覧ください。
レスポンシブルカンパニー&シチズン | アクセンチュア (accenture.com)

! 大学模擬授業

9月19日(火)に大学模擬授業が行われました。

対象は2学年全員で、たくさんの大学の先生方をお招きし、16分野の中から興味のある分野を2つ選んで講義を聴きに行きました。
理学の分野では千葉大学大学院理学研究院准教授の佐々木浩宣先生による「階乗について」の講義が行われました(写真)。
階乗とは高校1年生で学習する「!」の記号が使われているものです。
急激な増加をすることでよく知られている指数関数よりも、さらに増加が速い階乗について、「解析学」という分野の考え方から考察しました。

どの講義も高校では学習しないハイレベルな内容も多く含んでいましたが、高校生でも理解できるように分かりやすく説明していただき、大学の授業に触れることができる良い機会となりました。

 

会議・研修 ようこそ先輩~僕の大学、私の大学~

9月19日(火)に鹿山夢講座「ようこそ先輩~僕の大学、私の大学~」が実施されました。

対象は1学年生徒全員で、講師として8名の佐倉高校OBOGの大学生に来ていただき実施されました。
学年を8グループに分けて8教室に散らばり、先輩の大学の紹介や学問の紹介、高校時代の過ごし方などを講義していただき、質疑応答も含めて4サイクル行いました。

1H(理数科)教室に来ていただいたのは理数科OGの
東京海洋大学海洋資源環境学部海洋資源エネルギー学科 横山千恵さん
でした。
東京海洋大学の船に乗っていく実習やキャンパスの様子など、写真をたくさん見せていただきました。
フィールドに出ていく研究と研究室でデータを分析していく研究のそれぞれの面白さ、大変さについても語っていただきました。

 

理科・実験 佐倉アクティブ「医療系分野について」

8月25日(金)に国際医療福祉大学との連携講座が開講されました。

参加したのは1年生の普通科14名・理数科2名、2年生の普通科8名、計24名です。
前半は看護の実習を行いました。
看護師の仕事について学んだ後、ベッドで寝ている状態の患者さんの位置を動かすにはどうすれば良いか考える実習でした。
看護師の腰痛は大変問題になっており、看護師、患者さん(対象者)が互いに安全、安楽であることが求められるそうです。

後半は臨床検査について学び、血液に含まれるタンパク質の比色定量を行いました(ビウレット反応)。
マイクロピペットを普段使う機会がないため、生徒は扱いに戸惑っておりましたが熱心に取り組んでいました。
看護行為を行う際に、主体は患者さんであることが大切だという考え方、臨床検査はどの病院で検査をしても同じデータであることが求められており、病院間で連携して正確なデータが出せるようにしていることが印象に残っています。

 
 
 

会議・研修 SSH通信No.17

SSH通信No.17を発行しました。
 
内容は金属学会第9回高校生・高専学生ポスターセッション、佐倉アクティブ「植物の成分を精製してみよう!」、第14回京進数学解法コンテストについてです。
下の画像をクリックすると見ることができます。
ぜひご覧ください。
 
 
過去のSSH通信一覧は以下のリンクからご覧ください。

出張・旅行 SSHサイエンスツアー~内浦山野外実習~3日目

SSHサイエンスツア~内浦山野外実習~の3日目が終了しました。
 
実施場所は鴨川市の内浦山県民の森で、参加しているのは1年生理数科36名・普通科6名の計42名です。
 
昨日はサイエンスツアーの最終日で、安房小湊駅の近くの千葉大学海洋バイオシステム研究センターへ行きました。
千葉大学や地元漁協の許可を得て、研究用の海岸エリアへ入れていただきました。
午前から昼過ぎにかけて、岩礁水棲生物の観察、潮の満ち引きの仕組みの学習、岸壁の地層の観察などを行いました。
昼食後はバスに乗り、佐倉高校へ戻ってサイエンスツアーが終了しました。

長い距離を歩き、山や崖を登り、とても体力を使うツアーでしたが、本や教科書を読んでいるだけでは味わえない体験や、様々な発見のある刺激的な3日間となりました。
 
 
  
 
サイエンスツアー1日目の様子は以下のリンクからご覧ください。

ひらめき 学校説明会SSH体験授業の報告

2日間の学校説明会でSSH体験授業を行いました。

8月22日(火)・23日(水)の2日間で午前・午後に分けて計4回の学校説明会が実施されました。
理科館1階の化学実験室で中学生と一緒に簡単な参加型の実験を行い、その現象がなぜ起こるのかを考えてもらいました。
本校のSSH授業の一端に触れてもらうことができました。

  


8月26日(土)10:00~16:00には千葉工業大学で理数科をもつ高校が集まって実験等行うイベント「高校理数科進学フェア」も開催されます。
佐倉高校のブースも出しますので、ぜひご参加ください。
申し込み不要、参加費無料です。

出張・旅行 SSHサイエンスツアー~内浦山野外実習~2日目

SSHサイエンスツア~内浦山野外実習~の2日目を無事終えました。
 
実施場所は鴨川市の内浦山県民の森で、参加しているのは1年生理数科36名・普通科6名の計42名です。
 
本日は山道をだいたい14~15km、ひたすら歩き続けました。
午前は地学実習で、地層を観察し、触れて粒の大きさや質の違いを感じとり、スケッチの練習もしました。
昼食時には天候が崩れたこともあり、妙法生寺の住職さんのご厚意で、お寺の境内を利用させていただきました。
午後は生物実習で、葉の特徴の捉え方を学び、様々な葉を観察し、宿に戻ってから班ごとに教え合い学習を行いました。
夕食後には地学分野の学習会で、前半は大陸から分離してできた日本列島の成り立ちや千葉県の成り立ちについて学習しました。
後半は星座や惑星軌道について学習し、屋外に出て天体観測を行いました。
さらに、その後は午後の生物実習で扱った約20種類の葉っぱに関するテストが行われました。
 
明日は海岸へ出て、海岸生物観察実習を行う予定です。

 
 


サイエンスツアー1日目の様子は以下のリンクからご覧ください。
https://cms2.chiba-c.ed.jp/sakura-h/blogs/blog_entries/view/47/8555f6d209664bb1da6a8e10b03e8e20?frame_id=212

出張・旅行 SSHサイエンスツアー~内浦山野外実習~1日目

本日からSSHサイエンスツア~内浦山野外実習~が始まりました。

実施場所は鴨川市の内浦山県民の森で、参加しているのは1年生理数科36名・普通科6名の計42名です。

午前中に佐倉高校から内浦山県民の森まで移動し、到着後植物の観察をしながら歩いて、キャンプ場付近で昼食をとりました。
午後は斜面林に入り、班ごとにコドラートを作成して、樹木の座標や高さ、樹種などを確認する森林調査実習を行いました。
途中雨が降り紙に記録がとれないハプニングもありましたが、各班様々な工夫をして記録を残していました。
その後場所を移動し、急な斜面を登ってモミ遺存林を観察しに行きました。
宿に戻って夕食をとったあとは学習会で、午後の森林調査実習の結果を班ごとに模造紙にまとめました。

明日は地学実習と生物実習を行う予定です。

 
 

理科・実験 学校説明会SSH体験授業

明日からの学校説明会でSSH体験授業のコーナーを設置します。

場所は理科館1階の化学実験室です。
昨年度は2日間でこの体験授業に中学生・保護者合わせて約380名も来てくれました。
SSH講座や科学的な探究活動に興味がある方はぜひお越しください。

昨年度のSSH体験授業の様子は、以下のリンクからご覧ください。
https://cms2.chiba-c.ed.jp/sakura-h/blogs/blog_entries/view/47/0319d4365758ca637ed9a3a7cddf5078?frame_id=212

会議・研修 令和5年度SSH生徒研究発表会

8/8(火)~8/10(木)のSSH生徒研究発表会に参加しました。

この発表会は文部科学省と国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の主催で、全国のSSH指定校等の生徒が日頃の研究成果を発表し、生徒の科学技術に対する興味・関心を一層喚起するとともに、SSHの成果を広く発信することを目的としています。

会場は神戸国際展示場で、参加したのは理数科の3年生3名です。
1日目は現地への移動・発表準備日で、2日目はポスター発表、3日目は代表校による全体発表や表彰式でした。
本校は数学・情報分野で
 「点と曲線との距離に関する考察」
のポスター発表をしました。
他校の発表もたくさん見に行き、他校の生徒や教員、大学の先生など、様々な人と交流し、議論し、充実した発表会になりました。

 
 

理科・実験 植物の成分を精製してみよう!

令和5年7月24日(月)の午後、佐倉市の株式会社常磐植物化学研究所において
「植物の成分を精製してみよう!」をテーマに佐倉アクティブSSH講座が開催されました。


1年生18名(普通科11名、理数科7名)、2年生普通科2名の計20名が参加し、
実験実習、ハーブ園研修、施設見学を行いました。
実験実習では、カシスに含まれている色素であるアントシアニンを
カラムクロマトグラフィーによる樹脂精製を行いました。
4つの班に分かれ各班に一人、スタッフの方についていただき、
アドバイスをもらいながら実習を進めることができ、すべての班が無事にアントシアニンを抽出精製できました。

ハーブ園では、抗酸化作用があり、目に良いとされるブルーベリーや
天然甘味料として知られ砂糖よりも低カロリーであるステビア、
料理や精油として利用されているバジルなどに触れたり、においや味を確認しながら研修しました。

施設見学では、実習で行った手法が実際にはどのような工程で利用されているかや
原料から製品として出荷されるまでの一連の流れを説明していただきました。
 午後の4時間ほどの講座でしたが、とても充実した講座になりました。

    
   

情報処理・パソコン シンガポールオンライン交流会

理数科の2年生がオンラインでシンガポールの高校生と交流会を行いました。

交流会は7月31日(月)の午後に行われ、理数科の2年生が様々な会場に分かれ、各自の端末でzoomを利用して参加しました。
相手校はシンガポールのSt. Joseph's Institutionで、今年度のサイエンスツアーで訪れる高校です。
訪問する前にオンラインで複数回交流を深め、訪問した際に対面でもスムーズに交流を行う目的です。

今回はまずお互いに自己紹介を行い、
その後相手校の生徒の研究発表を聞いてディスカッションしました。
本校の研究発表は次回8月21日(月)のオンライン交流会で行う予定です。

 

花丸 SSH通信No.16

SSH通信No.16を発行しました。

内容は第26回数理科学コンクールの参加についてです。
下の画像をクリックすると見ることができます。
ぜひご覧ください。



過去のSSH通信一覧は以下のリンクからご覧ください。

SSH通信No.16

花丸 第14回京進数学解法コンテスト

本校生徒8名が第14回京進数学解法コンテストに出場しました。

数学解法コンテストとは、予め問題が2問出題され、
その問題に対して「いかに美しく解くか」を競う大会です。
過去の応募者には国際数学オリンピックの日本代表としてメダルを獲得している人も複数いるような、
とてもハイレベルな大会です。

本校から参加したのは普通科・理数科から3年生2名、2年生2名、1年生4名の計8名です。
その結果、
  3年生の稲田瑛太くんが問題Bで敢闘賞を受賞
しました。
稲田くんは7月29日(土)に行われるオンライン表彰式で表彰される予定です。

稲田くんの名前は以下のリンク先に掲載されております。
また、コンテストの詳細も載っておりますので、ぜひご覧ください。
https://www.kyoshin.co.jp/high/event/detail/636641/

星 金属学会第9回高校生・高専学生ポスターセッション

金属学会第9回高校生・高専学生ポスターセッションで本校生徒が受賞しました。

日本金属学会では最新の研究成果を発表・討議する場として年2回講演大会を開催しており、
その中で若い学生に金属や材料学分野に対して興味を持ってもらうためにポスターセッションを実施しています。
予めweb上にアップしたポスターを見てもらい、
大学教授や企業の研究者などの専門家にzoomに入っていただいて直接発表を聴いてもらって
質疑応答が受けられる貴重な機会となっています。
 
今回参加したのは2年理数科の5グループ8名です。
その結果、
  帖地玲奈さんと田中百花さんは優秀賞を受賞
しました。
発表した研究のテーマは
  「断熱材の構造による防音効果の変化」
です。


オンラインポスターセッションの様子は以下のリンクからご覧ください。
https://cms2.chiba-c.ed.jp/sakura-h/blogs/blog_entries/view/47/23c4c33aeee74a723425902d5374495a?frame_id=212

情報処理・パソコン 第26回数理科学コンクール

7月17日(月・祝)に本校生徒が第26回数理科学コンクール課題の部に参加しました。

参加したのは3年生3名、2年生8名、1年生23名の計34名です。
数理科学コンクールとは、千葉大学先進科学センター主催で
水の惑星にどんな波が起こるか?丈夫な家に柱は何本必要か?など、
現象を物理や数学を使って解明するコンクールです。
実験や模型作りで試すなど、自由な発想で楽しみながら挑戦していきます。

この数年間はコロナ禍の影響で、自宅に実験キットが送られてきて各自実験し、
分析・考察する形式でしたが、今回から千葉大学での対面形式が復活しました。
1~3名のグループ対抗戦で、どの問題に挑戦するか、どのような実験をしてデータを集めるか、
集めたデータをどう処理するかなど、各グループ作戦を立てるところから始まりました。
千葉大学の博士課程の方とも一緒に実験することができ、貴重な体験をすることができました。
コンクール終了後には、今回の内容を来年度からの課題研究のテーマにしたいと話す生徒もいました。

8月27日(日)には初めてとなる人工知能の部も開催され、本校からも4名出場予定です。
コンクールの結果は秋~冬頃に発表される予定ですので、後日お知らせします。

  
  
 

コンクールの詳細については以下のリンクからご覧ください。

理科・実験 佐倉サイエンス特別講座

佐倉サイエンスの授業で東邦大学の先生の特別講座が開講されました。

佐倉サイエンスとは、理数科1年生の授業の1つで、
物理・化学・生物・地学・数学の5分野の実験や研究の基礎を学び、
2年生以降で課題研究を行うための準備をしています。

講師は東邦大学理学部物理学科教授の酒井康弘先生と、
東邦大学大学院理学研究科物理学専攻の篠原小雪さんです。
篠原さんは本校理数科1期の卒業生です。

講座は45分×2コマで、内容は
① 研究テーマの探しかた
② いろいろな現象を体験しよう
③ 研究の進め方
でした。

①では酒井先生の幼少期の疑問や、大学生の研究テーマの探しかた、
ニュートンの研究の視点などの話をしていただきました。
情報や知識を仕入れることや先行研究を調べることの大切さを学びました。

②では水槽と光源を用いて屈折と反射を観察し、
水鳥の目の構造や光ファイバーの原理について知ることができました。
また、プラズマボールを使って電子の通り道の観察も行いました。

③では実際に高校生のグループが行った物理研究の例として、
ミルククラウンを作る際の落ちてくるミルクの形の研究の進め方を紹介していただきました。
水滴のモデルとしてバネが利用できることはとても意外で、
その実験の方法を考え出した過程もおもしろいものでした。

  

東邦大学の酒井先生のホームページは以下のリンクからご覧ください。
https://www.toho-u.ac.jp/sci/ph/lab/atom/sakai.html

虫眼鏡 令和5年度佐倉アクティブ開講講座一覧

今年度の佐倉アクティブ開講講座の一覧が公開されました。

学校設定科目「佐倉アクティブ」とは、放課後や長期休業日など、
通常の授業時間とは異なる時間で開講され、
大学の教員による講義の受講、
企業の研究者による講義の受講及び研究施設訪問、国内サイエンスツアーなどを実施しています。
それぞれの講座に参加し、受講報告書を提出することによって、定められた時間分の授業に出席したことになり、
出席した授業時間の合計が既定の時間数に達すると、「佐倉アクティブ」1単位として認められます。


今年度の佐倉アクティブ開講講座一覧は以下のリンクからご覧ください。
https://cms2.chiba-c.ed.jp/sakura-h/17872fd488f90b7aed8eec4572b51f71/%E4%BD%90%E5%80%89%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%96

会議・研修 第3回tokiwa文化講演会~佐倉の魅力を再発見しよう~

理数科の2年生が第3回tokiwa文化講演会に参加しました。

5月20日(土)に佐倉市立美術館で、株式会社常磐植物化学研究所が主催する
「第3回tokiwa文化講演会~佐倉の魅力を再発見しよう~」が開催されました。
本校からは、理数科2年生の
    「熱くならない黒」と「足音を消す」
のテーマで課題研究を行っている2チームが参加しました。

まず、本校のSSHの取組について担当教員が説明しました。
その中で、昨年度の佐倉アクティブ「常磐植物化学研究所訪問」において、
「なりたい職業が見つかっていない現在、女性で理系のお仕事をされている姿は良い刺激になり、選択の幅が広がった」、
「初めて生物と化学が目に見える形で繋がった」などの生徒の感想があったことを紹介しました。

続いて、上記の2チームが、研究テーマや今後の展望などについての発表を行いました。
研究を始めたばかりではありますが、ここまでの経過をまとめ、
今後すべきことを整理して外部の方に発表できたことは、大変良い機会となりました。

佐倉藩主堀田家第十三代当主・堀田正典氏や、作家である石井妙子氏の講演を聞いたり、
佐倉ハーブ園を見学したりと、充実した1日となりました。

  

理数科の生徒の課題研究テーマ一覧は以下のリンクからご覧ください。
http://153.127.209.180/cms2_chiba-c/sakura-h/nc2/ssh/%E8%AA%B2%E9%A1%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6%E3%81%AE%E5%8F%96%E7%B5%84/

理科・実験 佐倉サイエンス

今年度も佐倉サイエンスの授業で各科目の講座が始まりました。

佐倉サイエンスの授業は1年理数科40名を10名ずつの4班に分け、
班ごとに物理や化学、生物など、様々な分野に散らばり、毎週受講分野を変えていきます。
生徒は年間で全科目を3周ずつ受けます。
2年生から始まる課題研究に向けて、視野を広げることを目的としています。

下の写真は数学分野の講座の様子です。
今年度の数学分野の1周目は「Geogebra」を使ってみようという内容です。
「Geogebra」とは、関数グラフ・幾何・空間図形など、様々な機能を持つ図形描画アプリです。
生徒は各自の端末を利用して、放物線が動いたときの頂点の軌跡を描いたり、
空間上のグラフの切断面の観察を行って特徴を話し合ったりしました。

 
 

これまでの佐倉サイエンスの講座の資料や授業の様子は、以下のリンクからご覧ください。
https://cms2.chiba-c.ed.jp/sakura-h/17872fd488f90b7aed8eec4572b51f71/%E4%BD%90%E5%80%89%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B9

情報処理・パソコン サイエンス・ダイアログ講座第1回

5月16日(火)6~7限にサイエンスダイアログが開講されました。

サイエンス・ダイアログとは、日本学術振興会(JSPS)が実施している「外国人特別研究員事業」を活用し、
来日している外国人研究者(フェロー)を講師として招き、自身の研究や出身国に関する講義を
英語で行うことにより、科学への興味・関心を高めるとともに、国際理解を深めるというものです。

東京大学大学院理学系研究科のDr. Sofia K. BERGMAN (Ms.)さんを講師に迎え、
「Comets and what they can say about the formation of the Solar System」というテーマでお話していただきました。

講座には理数科の1~3年生が参加し、2年生は対面、1・3年生はリモートという形式でした。
質疑応答の時間には対面だけでなく、リモート参加の生徒からも英語で質問をしていました。
内容は難易度が高かったのですが、ときどき分かりやすい解説が入ったり、付箋の色で回答するクイズ形式もあったので、
楽しみながら最先端の研究に触れることができました。

 
 

日本学術振興会のサイエンス・ダイアログについては、以下のリンクからご覧ください。
https://www.jsps.go.jp/j-sdialogue/

理数科2年生課題研究テーマ一覧

理数科2年生の課題研究が始まりました。

課題研究は今年度の2年生から科目名がSS探究Ⅰに変更され、週1時間から2時間に増えました。
実験や考察、研究ノートまとめをする時間が十分に確保されたので、
科学的な研究をしたい生徒には良いカリキュラムとなっています。

以下のリンクから、今年度の研究テーマ一覧を見ることができます。
R5_SS探究Ⅰ分野別テーマ一覧0516.pdf


過去の課題研究のテーマ一覧は以下のリンクからご覧ください。
http://153.127.209.180/cms2_chiba-c/sakura-h/nc2/ssh/%E8%AA%B2%E9%A1%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6%E3%81%AE%E5%8F%96%E7%B5%84/

ビジネス 佐倉アクティブ「データサイエンス講座」

3月28日(火)に佐倉アクティブ「データサイエンス講座」が行われました。

この講座は、総合コンサルタント企業アクセンチュア株式会社の社会貢献プロジェクトとNPO法人企業教育研究会の運営で開講されました。
参加したのは1・2年生の普通科12名、理数科2名の計14名です。
内容は14名がフード・商品・イベントの3つの部門に分かれ、遊園地の再建計画を練るというものでした。

1時間目はアクセンチュアの事業内容についてとデータサイエンスについてレクチャーを受け、
その後遊園地の各課題の要因仮説の優先度付けを行いました。
複数の仮説の中から個々に優先度の高い3つを選び、理由も踏まえてグループで共有して5つに絞り込みました。

2時間目は検証方法設定を行いました。
様々なグラフの特長についてレクチャーを受け、
グループで選んだ各仮説に対して2つずつ用意されたグラフのどちらが分析に適しているのか、
個々で考え、グループで共有し、分析の材料を揃えました。

3時間目はデータの読み取りと施策の選択を行いました。
グループごとに5つのグラフがあり、1人1つで分担してグラフの読み取りを行い、グループで報告しました。
個々の分析結果を組み合わせるとさらに深い分析をすることができ、
講師からのフィードバックを受け、分析の細かい修正を行いました。
さらに、ファミリー層・社会人シングル層・学生層など、どの層向けにどのような施策を用意すべきなのかを話し合いました。

4時間目は分析・考察結果を合わせて、グループごとに提案施策を発表しました。
5分間でグループごとに発表前の確認や準備を行い、論理的にプレゼンを組み立て、1グループ5分で発表を行いました。
客層や客単価、非日常性、レストランやショップの利用率、性別や世代ごとの客が求める要素、
他にもたくさんの項目を客観的に考えた上でプレゼンすることができました。
短期間で収益を出すならこの施策が良いと考えるグループや、
この施策によってどれくらいの収益が見込めるかを具体的に計算しているグループもありました。

 
 

アクセンチュアについては以下のリンクからご覧ください。

NPO法人企業教育研究会については以下のリンクからご覧ください。

ハート SAKURA Art&Learning 3days

佐倉市の「夢咲くら館」のオープニング企画として佐倉高校の「SAKURA Art&Learning 3days」を開催しました。

「夢咲くら館」とは、この3月に佐倉市で新しくオープンした図書館やカフェなどの複合施設のことです。
3月24日(金)から26日(日)にかけて3日間の企画で、

伝統となっているSAKURA Artと佐倉高校に根付いた探究学習をコラボレーションしました。
 
参加団体は
Art展 美術部・書道部・工芸部・華道部・写真部
イベント 音楽部・吹奏楽部・ダンス同好会
課題研究発表 普通科4班 理数科20班 (企画ポスターに発表テーマ記載)
でした。
また、課題研究発表ポスター展示では、佐原高校・成東高校・市立銚子高校も参加しました。

このようなコラボ+4校合同の開催は初めての試みでしたが、
どの団体も数ヶ月準備を重ね、充実した3日間となりました。
悪天候の中での開催となりましたが、ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。


  
  
  
  

この企画のポスターは以下のリンクからご覧ください。
SAKUR Art & Learning 3days

花丸 SSH通信No.15

SSH通信No.15を発行しました。

内容は第20回高校生・高専生科学技術チャレンジ、
第25回数理科学コンクール、第22回日本情報オリンピックについてです。
下の画像をクリックすると見ることができます。
ぜひご覧ください。



過去のSSH通信一覧は以下のリンクからご覧ください。

SSH通信No.15

ノート・レポート 令和4年度研究開発実施報告書

本校SSH事業の令和4年度研究開発実施報告書を発行しました。

以下の画像をクリックすると報告書を見ることができます。


今年度の報告書作成にあたり、情報提供をしていただいた方々、SSH講座を開講していただいた先生方、
その他ご協力をいただいたたくさんの方々に感謝いたします。
ありがとうございました。
来年度はSSH第Ⅱ期5年目となりますので、引き続きご協力をよろしくお願いいたします。

これまでの研究開発実施報告書は以下のリンクからご覧ください。
令和4年度研究開発実施報告書.pdf

星 佐倉アクティブ「月開発会議へようこそ」

3月16日(木)放課後に佐倉アクティブ「月開発会議へようこそ」が開講されました。

参加したのは1・2学年の普通科15名、理数科1名の計16名です。
日本科学未来館の遠隔授業プログラムとして、科学コミュニケーターの方が講師を務めるワークショップ
「月開発会議へようこそ ~あなたの選択が未来をつくる」を開講しました。
内容は、世界が月、火星を目指しているなかで、日本はどのように月探査・開発を進めていくべきか、
生徒たちは宇宙政策委員会の委員という設定で、政策ごとに4つのグループに分かれて考え、
2040年までに進めるべき日本の宇宙政策をグループで議論し、今後の日本の宇宙政策書を作成するというものでした。

講師の方が全体の司会・進行を行い、それぞれのグループの意見に対して、
科学的に、文化的に、様々な視点から意見を出し合って、活発な議論が起こりました。
最初の段階で月開発に肯定的な生徒も、否定的な生徒もいましたが、
議論後の個々の意見まとめでは、他の生徒の説得力のあるプレゼンに影響されて変化しているものも多々ありました。

 
 

日本科学未来館のプログラムの詳細は以下のリンクからご覧ください。
https://www.miraikan.jst.go.jp/resources/provision/SpaceExploration/

会議・研修 SSH通信No.14

SSH通信No.14を発行しました。

内容は令和4年度佐倉高校課題研究発表会と佐倉高校SSH課題研究発表会についてです。
下の画像をクリックすると見ることができます。
ぜひご覧ください。



過去のSSH通信一覧は以下のリンクからご覧ください。

SSH通信No.14

会議・研修 日本金属学会ポスターセッション(オンライン)

3月15日(水)午後、日本金属学会のオンラインポスターセッションに参加しました。

日本金属学会では最新の研究成果を発表・討議する場として年2回講演大会を開催しており、
その中で若い学生に金属や材料学分野に対して興味を持ってもらうためにポスターセッションを実施しています。
予めweb上にアップしたポスターを見てもらい、
大学教授や企業の研究者などの専門家にzoomに入っていただいて直接発表を聴いてもらって
質疑応答が受けられる貴重な機会となっています。

今回参加したのは2年理数科の5グループ8名です。
発表した研究のテーマは
「ヤブガラシの反旋点の生成過程について」(写真①)
「断熱材の構造による防音効果の変化」(写真②)
「改良型パイクリートの考案と作製」(写真③)
「中心に集まるお茶の葉」(写真④)
「紙から作る箸」(写真⑤)
です。

 
       ↑写真①                  ↑写真②
 
       ↑写真③                  ↑写真④

       ↑写真⑤

星 JSEC2022(第20回高校生・高専生科学技術チャレンジ)2名受賞

本校生徒の研究作品がJSEC2022(第20回高校生・高専生科学技術チャレンジ)で2名受賞しました。



JSEC2022(第20 回高校生・高専生科学技術チャレンジ)とは、
全国の高校生と、高等専門学校生を対象に、2003年に始まった科学技術の自由研究コンテストです。
幅広い分野から研究作品を募り、専門家による書類審査とプレゼンテーション審査があります。
科学研究について研究成果を検証するだけでなく、研究者の知的好奇心や課題解決能力、
実験・調査の過程における工夫、チームワークやプレゼンテーションスキルなどを総合
的に評価するのが特長です。

今年は全国から339件の研究作品の応募があり、
予備審査(書類審査)を経て100研究作品が一次審査に進出し、
さらに一次審査会議の結果、30研究作品が12月10日(土)、11日(日)の最終審査会に出場しました。

本校からは蜷川千里さんが一次審査へ進出、鳴戸崚一郎くんが最終審査へ進出し、
   鳴戸崚一郎くんが優秀賞を受賞、蜷川千里さんが入選
しました。
研究テーマは
鳴戸くんが「鉛直下向きの流水の衝突時に見られる縞模様の研究」
蜷川さんが「赤金だけじゃない!!銅赤ガラスの世界-金の代用と新しい着色方法の提案-」
です。

JSEC2022(第20 回高校生・高専生科学技術チャレンジ)の詳細は以下のリンクからご覧ください。
https://manabu.asahi.com/jsec/

第25回数理科学コンクール3名受賞

第25回数理科学コンクールで本校生徒3名が受賞しました。

数理科学コンクールとは、千葉大学先進科学センター主催で
水の惑星にどんな波が起こるか?丈夫な家に柱は何本必要か?など、
現象を物理や数学を使って解明するコンクールです。
実験や模型作りで試すなど、自由な発想で楽しみながら挑戦していきます。
11月26日(土)~27日(日)に開催され、エントリーしたのは普通科・理数科合わせて15名です。

以前は千葉大学を会場として開催されていて、グループ対抗で
実験器具や書籍がたくさん用意されている規模の大きいコンクールでしたが、
コロナ禍の影響で、自宅に実験キットが送られてきて2日間かけて各自実験し、分析・考察する形式でした。

受賞結果は3月1日(水)に発表され、本校からは
  中村颯人くんが金欅賞、吉澤汀子さんと北村涼太くんが銀欅賞
を受賞しました。
内容としては
第1問「漁網や洗濯ネットなど、四角形と六角形の網目の違いを数学的に考察」で吉澤さん、
第3問「ラスベガスの全面ガラス張りのピラミッド型高層カジノホテルの効率的な窓拭きを力学的に考察」で中村くん、
第4問「宇宙ステーション内で静止状態から動いて、同位置後ろ向きに静止する方法」で中村くんと北村くん
が評価され、受賞になりました。

コンクールの受賞者一覧は以下のリンクからご覧ください。
https://www.cfs.chiba-u.ac.jp/events/math/2022/20230301.html

また、コンクールの詳細については以下のリンクからご覧ください。
https://www.cfs.chiba-u.ac.jp/events/math/index.html

星 SSH赤外線天文学講座

令和5年2月12日(日)午後1時から本校化学講義室において、SSH赤外線天文学講座が開催され、
2年生6名、1年生9名の計15名(普通科11名、理数科4名)が参加しました。

講座では、講師に宇宙科学研究所 奥田治之 名誉教授をお迎えして、
「赤外線で探る宇宙:天の川銀河に巣くうモンスター(巨大ブラックホール)を追う」をテーマに
夜空を見上げた時に見られる美しい天の川の構造(天の川銀河の構造)やブラックホールの確認までの経緯、
ブラックホールの候補となり得る天体の条件などについて、
画像やデモンストレーションを交えながら講義していただきました。

  

会議・研修 佐倉高校SSH課題研究発表会(オンライン)

2月7日(火)の午後に代表班による佐倉高校SSH課題研究発表会がオンラインで行われました。

この発表会は本校のSSH運営指導委員の先生方や、
全国から参加申し込みをされたSSH校の方に参加していただき、
対面+zoomのハイブリット形式で実施されました。
代表となった理数科2年生の4班が発表し、
来年度以降の課題研究をイメージしやすくするために理数科1年生も観覧しました。
発表は
13:20~13:35 「もし私たちの教室でオーロラができたら?」(写真①)

13:40~13:55 「CO₂の活用法」(写真②)

14:05~14:20 「ナスが織りなす滑り止め」(写真③)

14:25~14:40 「点と曲線の最小距離についての考察」(写真④)

でした。
また、代表班の発表後にJSEC(第20回高校生・高専生科学技術チャレンジ)で
優秀賞を受賞した理数科3年生の研究発表動画を視聴しました。


午前の課題研究発表会より発表時間が長く、各班の研究を存分に伝えることができ、
質疑応答が盛んに行われ、とても有意義な発表会となりました。
ALTの先生からは英語で質問も受けましたが、発表者は英語で詳しく返答することができました。
ここでいただいたコメントを参考に、次の発表会に向けて研究を継続し、
スライドやポスターの修正をしていきます。

  
        写真①                  写真②

  
        写真③                  写真④

理数科2年生の課題研究のテーマ一覧は、以下のリンクからご覧ください。
http://153.127.209.180/cms2_chiba-c/sakura-h/nc2/ssh/%E8%AA%B2%E9%A1%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6%E3%81%AE%E5%8F%96%E7%B5%84/

会議・研修 佐倉高校課題研究発表会(理数系発表)

2月7日(火)の午前に佐倉高校課題研究発表会が行われました。

課題研究発表会とは、1年間の課題研究の成果を”学年やクラスを越えて”報告し合う会です。
発表したのは1学年普通科73班、2学年普通科72班、2年生理数科20班で、22会場に分けて行いました。
発表時間は8分厳守で、その後1分のシンキングタイム、7分の質疑応答、
4分でコメントシートの記入と発表班入れ替えという形式です。

下の写真は理数系のテーマの班の発表をしている様子です。
内容は
2年理数科「紙から作る箸」(写真①)
2年理数科「イルカスピーカーをつくる!!」(写真②)
2年理数科「「酒の井」伝説を証明する。」(写真③)
2年理数科「断熱材の構造による防音効果の変化」(写真④)
1年普通科「成田山の算額(作問)」(写真⑤)
1年普通科「成田山の算額(英訳)」(写真⑥)
です。
研究に協力していただいた成田山霊光館の学芸員の方や、大学生TAの方にも
参加していただいたので、コメントをいただくこともできました。
これらはほんの一部で、他にも多くの班が発表しています。

 
        写真①                  写真②

 
        写真③                  写真④

 
        写真⑤                  写真⑥

理数科2年生の課題研究のテーマ一覧は、以下のリンクからご覧ください。
http://153.127.209.180/cms2_chiba-c/sakura-h/nc2/ssh/%E8%AA%B2%E9%A1%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6%E3%81%AE%E5%8F%96%E7%B5%84/

また、成田山の算額の研究をしている班の活動は、以下のリンクからご覧ください。
https://cms2.chiba-c.ed.jp/sakura-h/blogs/blog_entries/view/47/cfccb40e3513bc0492a798e72ae84a03?frame_id=212