文字
背景
行間
SSH活動掲示板
SSH活動報告
第9回千葉県高等学校課題研究発表会に参加してきました
3月17日(土)、千葉工業大学を会場にして行われた千葉県高等学校課題研究発表会に理数科生徒が参加してきました。この発表会は、研究推進のヒントを得るために行われ県内各地から計197件の発表がありました。本校は2年生が全員発表、1年生は見学でした。
午前中、各科目に分かれ各校の代表が口頭発表を、午後はポスター発表を行ないました。たくさんの助言者からいろいろな意見やアドバイスを頂き、今後の研究への参考に、また1年生は自分達が始める研究のヒントを掴んだようです。




海外研修 終了しました。
最終日は、JSTシンガポール事務所所長 佐藤正樹氏からシンガポールが教育や研究に力を入れる理由や今後の方向性について伺いました。その後、シンガポール国立大学で、害鳥であるカラスを排除する為のドローンの研究をされている末田航先生からお話を伺いました。特に末田先生は美術大学からベンチャー企業を経て、研究の道に入られたので、生徒達はその生き様から感じることが多かったようです。
午後はGardens by the Bay を訪れ、小グループに分かれガイドに説明して貰いました。やっと英語に慣れてきたので積極的に質問していた様子が見受けられました。その後、China Town で自由時間を取った後、ナイトサファリに向かいました。深夜便でチャンギ空港から出国し、20日朝 成田空港に帰国しました。
生徒にとっては、課題研究で夜遅くまで実験を行ったり、ポスターを製作したりした苦労が報われた、刺激的で充実した5日間だったと思います。ここで得た事を今後の生活に是非活かして欲しいと考えます。





2年理数科 海外研修 学校交流を行いました。
海外研修の目的のメインである課題研究の発表をする現地の学校との交流を行いました。訪問先である Hwa Chong Institution は、 INTEL ISEF2017 や化学グランドコンテストにシンガポール代表を毎年のように送り出している優秀な学校です。
毎日朝7時半から生徒全員が集合し、国旗掲揚が行われます。午前中は敷地内見学や数名ずつに分かれ数学、化学、地理などの授業を体験しました。また、生徒会選挙の立会演説会にも参加させて頂き、日本のそれとの大きな違いを感じたようです。
午後は両校の課題研究をポスタープレゼンテーションし合いました。はじめの頃はやや緊張気味でしたが、慣れてくると打ち解け合い仲良く意見交換出来ました。




SSH海外研修事前指導 終了しました
海外研修でのポスター発表の練習に、千葉大学在籍の留学生や海外研修体験者をお招きし、プレゼン練習を年末から繰り返してきました。
1月12日に行われた第4回をもって終了し、いよいよ本番を迎えるばかりとなりました。今までの成果を十分発揮してきて欲しいものです。



生活の中で利用されている化学と企業の開発の取り組み
平成29年12月14日、本校に(株)DICから髙橋雅人様始め4名の研究者の方々をお招きしました。研究者の方々は、DICが行っている研究活動の一端を紹介しつつ、大学で行われている研究活動との目的や方向性の違いなどについて説明してくださいました。また、普段の生活や研究者を歩もうと思ったきっかけなどについても話してくださいました。進路選択を考え始めた生徒にとって、とてもタイミングの良い内容でした。
実験実習は、藻であるスピルリナからいろいろな溶媒を用いて色素を取り出す実験(そのうちの一つはガリガリ君の青色色素であるフィコシアニンでした)。もう一つは粘性を定量する簡易装置を用いて、ハチミツとマヨネーズの粘性の違いについて実習しました。操作を済ませたら終わりでなく自分達の実験結果から考察を発表するミニ研究体験でした。


