2019年8月の記事一覧

英語ディベート大会優勝

  令和元年8月20日(火)に行われた高校生英語ディベート千葉サマーカップレベル別大会(千葉県英語部会主催)に本校から4名(1年生2名・2年生2名)が参加し、B部門で優勝を果たしました。

 この大会は、全国英語ディベート連盟の流れに従い、論題について肯定側と否定側に分かれ、以下の4つのステップを経て、ジャッジが「どちらがより説得力があるか」を判定します。

① 立論     肯定側はメリットを、否定側はデメリットとなる点を説明する。

② アタック   相手の立論に対し、反論する。

③ ディフェンス 相手の反論に対し、再反論し、立論を立て直す。

④ 要約     総括し、主張が成り立つことをアピールする。
 
 もちろん、試合中すべてのやりとりは英語で行われます。事前に準備しても、ただ原稿を読むだけでは試合は成立しません。相手の述べている内容を理解し、そのことについて反論するという即興での対応も求められます。このことから、これから求められる英語力の向上に大きく役立つと言われています。


今回の論題:

That the Japanese government should limit the weekly maximum averageworking hours, including overtime, to 48 hours. (following the E.U.)
<日本国は、残業も含めた週あたりの最長平均労働時間を(E.U.にならい)48時間に制限すべきである。是か非か。>

  試合ごとに、肯定、否定の立場が変わるため、どちらの側に立っても説得力のある主張ができるよう、多くの客観的なデータが必要になります。参加した生徒は、事前にインターネットや出版物などを利用し、入念に準備を進めました。日頃の英語学習なども含めて、これまでの成果を十分に発揮できたのではないでしょうか。