2024年2月の記事一覧

お祝い GTEC Outstanding School Award及び奨励賞を受賞

佐倉高校では、英語力の定点観測のために、4技能試験GTECを一斉に実施しています。今年度も、2学年と3学年において、前年度のスコアと比較して伸びが著しい学校に送られるGTEC Outstanding School Award及び奨励賞を受賞しました。日頃の授業や、各生徒の努力の成果が発揮されたものと確信しています。

星 SSH赤外線天文学講座

令和6年2月10日(土)午後1時から本校化学講義室において、SSH赤外線天文学講座が開催され、2年生5名、1年生8名の計13名(普通科10名、理数科3名)が参加しました。 講座では、宇宙科学研究所 奥田治之 名誉教授から、「赤外線で見る宇宙」をテーマに赤外線の特徴を生かした天体や宇宙現象の研究について、「冷たい宇宙」、「塵雲の霞を透かして見える暗黒の世界」、「宇宙を探る新しいプローグ」、「遠い宇宙、昔の宇宙」について講義していただきました。波長の長い赤外線を利用すると温度が低くて捉えにくい天体の存在を確認することできることや、ブラックホールの存在も確認できるなど大変興味深いお話が聞けました。

 

グループ SSH「宇宙に生命の起原を探る」講座

 令和6年1月30日(火)、NPO法人科学技術振興のための教育改革支援計画から横浜国立大学名誉教授 小林憲正先生をお招きして、SSH講座が開催され、理数科1年生が参加しました。講座では、「宇宙に生命の起原を探る」をテーマに宇宙生物学(アストロバイオロジー)の立場から「私たち(地球人)は、どのようにして誕生したのか?」、「地球以外にも生物はいるのか?」、「私たちは、この先どうなるのか?」について考えました。その中で、約38億年前に最初の生命がとても高温の海で誕生したと考えられることや地球上に落下してきた隕石、月探査や小惑星からのサンプルリターンによる回収物から宇宙にもタンパク質の構成成分であるアミノ酸が存在することがわかっており、宇宙に生命の起原の解明のヒントがあるということも学びました。また、タンパク質を構成するアミノ酸は鏡像異性体の左手型により構成されていることもわかっており、その生成に関する知見も学びました。

 

会議・研修 SSH・普通科 課題研究発表会 開催

2月2日(金)、課題研究発表会が開催されました。学年、文理、普通科理数科、すべての枠をとりはらい、154の研究班が20会場で繰り広げた課題研究の祭典です。研究テーマはすべて生徒自身が決定します。(下記URL参照) スライド投影が中心ですが、ポスター発表もあります。発表言語に英語を選ぶ班もあります。発表時間は8分。7分の質疑は「当たり前の文化」として盛り上がります。課題研究は学びの集約です。学びは人前で言語化して進化します。そのプロセスを生徒全員が経験できるのが本校の誇りです。

20240202_発表班&会場一覧.pdf